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永遠なる無駄遣い


永遠なる無駄遣い
コートダジュール、パリ 1997

(5)マントン - 2/4


<ジャン・コクトー美術館>

 市場の横を通り、海岸へ。さらに駅から見て左奥に向かい歩くとコクトー美術館が出現するお城と防波堤をくっつけたような、小さな美術館。全部ジャン・コクトー。資料展示やら絵葉書、ポスターを売る場所があるのかないのか良く解からない味気ない「市庁舎=結婚の間」と違い、美術館は売店も完備。但し、ここでも、いったいお行儀の良い日本人なのかどうかの品定めをされる(たぶんしている)。ここも散々日本人ツアー客に荒らされているみたいだ。

 美術館とか博物館でのマナー、もっと何とかしなきゃいけないなぁ。図書館だったらそうするでしょに。だいたいの場合、私らそんなに教養ないから、見てもわからないとペチャクチャしゃべり始める。或いは、教養が高いのは庶民的でないと大声で笑い飛ばす。いけませんぜぇ。だったら行くなと言いたい。

 イタリアだって、スペインだってそう。あそこらには、宗教画もあって、神聖な場所だというのが解からんのかなぁ。教会なんかになったら、もう目も当てられない。


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