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永遠なる無駄遣い


永遠なる無駄遣い
コートダジュール、パリ 1997

(12)パリ→東京(機内にて) - 2/2


<UFO?発見??>

 我慢して見ていたが、つまらないので、窓開けて、星を見ている。ヨーロッパ線では、月が出ているので、窓の外がしっとりしている。逆に、アメリカに向かう時は大変だ。日光がモロに入ってくるから大変。閉めないと、映画観賞の邪魔となる。で、若い時は、実は映画を見せるのは、この時に、良くUFO に遭遇するのではとか、見せられない軍事基地があるのではと勝手に推理を働かせていた。80年代半ばだったか、シカゴからサンフランシスコまで、昼時に飛んだことがあって、大きな規則正しい円形の所を通過して、何処かのミサイル発射装置かと思いきや、キウィのための農園で、散水をしやすいようにしてあるとのこと。アメリカン航空かノースウェスト航空のパーサーの説明であったが、本当かどうかはわからない。

 そんなことを思いだしながら、南十字星らしき一番星を見ていた。それもじーーっと。きっとコイツも星ではなく、UFOでそのうち、ギザギザに動きだすのだろうと。そしたら、突然、その星の左斜め下5センチ程の所に、スーっとUFOらしきものが出たのです。いやホント。

 飛行機にしては、並行して飛ぶその機体は大きいのですが、不思議なことにライトは赤、緑、黄色が点滅して、グルグル回っている。回転しているというより、ライトが色を変えて点滅しているから、後ろに向かって色が走る、即ち回転しているように見えるようです。

 たぶん、飛行機なのでしょうが、こんなに派手にライトをピカピカ点滅させて飛ぶかしら。それと、暫く並行して飛んでいたのですが、急に速度を上げて、たぶん斜め前を横切るように行ってしまったのです。

 うーん、良くわからないが、暫くは平行して飛んでいたようだし。それは角度(飛ぶ高度)による目の錯覚だったのかしら??暫くすると大きなお月さまが視界に入ってきて、ますます謎は深まる(こんどパイロットの人に聞いてみよう)。たぶん、たんなる私の目の錯覚か誤報でしょう。でも、同行者も目撃していますので、あしからず。

<手を付けない機内食>

 手を付けない機内食はもったいない。本当にもったいない。飽食の時代、一律のサービスは如何がなものかと思う。結構、フライトによっては、時差の関係で、手を付けない状況は多そうだが。リストラで経費削減して、大変なら、このあたり、もう一工夫ができそうだ。どうせ捨てるなら、チョイスにして、材料コスト(平均単価)を上げたらいいなぁと思う。ホテルだと、食料調達する人はシェフ以上に有能じゃないと勤まらない。来客の胃袋の大きさを気候と国民性とかを加味して、長年の経験で買い出しをするそうだ。ツアー客が多ければ、事前に打ち合わせもできるというもの。インターネット使って、事前にアンケート取る時代はもうすぐそこ。経費削減へのアイデアを募るべきではないのか??

<無事成田>

 そんなこんなで、南仏の旅は無事終り、来た道をひたすら戻り、昼頃には自宅に戻る。ジメジメ、ムシムシの日本の夏はこれからが本番のようだ。


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