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永遠なる無駄遣い


永遠なる無駄遣い
新潟、山形、秋田

山形(温海温泉)〜萬国屋

<いざ、山形へ>

 次は山形だ。温海温泉(あつみ温泉と読む)。長岡駅から上越新幹線新潟駅経由で羽越本線(いなほ1号)で温海温泉へ。途中は、稲作の田畑が延々と続く。まあ、空がうっすらしている所を除けば、イタリアに行っている時の景色だし、欧米人がくれば来たで、日本海ワンダァフォォーな状況なんでしょう。

 2時間乗ってようやく到着。関東は熱海なのにこちらは温かい海と書く。駅前の「こけし」はなんだか中曽根元首相に似ているようなのでパチリ(写真下左)。駅からタクシーでものの5分とかからない(1100円ぐらいであった)。とても便利な温泉街であります。目指すは「萬国屋」(写真下右)。

 ここには、老舗中の老舗と言われるライバル旅館「たちばなや」が隣に鎮座しているのだが、宿泊の萬国屋は数年前に一部改築したばかり。ぴかぴかの近代旅館で目下商売大繁盛。タクシーの運転手に言わせるとなんでも萬国屋は山形県内で一、二を争う巨大旅館で、もう一軒山の方(上ノ山温泉)の旅館(古窯)と豪華さ競争を目下展開中だそうだ。ちなみに、隣のライバル旅館は天皇陛下が宿泊されたことで有名で、こちら萬国屋は紀子さま達が宿泊されたことで大騒ぎだったとのこと。ライバル旅館は、萬国屋の規模に圧倒されたのか、今秋には一部閉鎖し、改築が行われる。


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