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永遠なる無駄遣い

海外逃亡顛末記 その2(98年9月)
永遠なる無駄遣い

通貨危機を探る〜#2-2 ラッフルズ・シティ周辺(98/9/19〜23)

<ユニアジア> 

 着いて早々、香港で意見交換したユニ・アジアの山代社長(香港返還前から日本のマスコミではミスター香港と呼ばれる人物)から、シンガポールのスタッフに会って意見交換するよう言われ、これぞ華僑ネットワークとシンガポールでのアポをとる。

 もう既にシンガポールや香港では、アジア的なグローバリゼーションの中で活動しているため、アポをとるのは極めて困難。土曜日にも係わらず、翌日から東京への出張とのことで、急遽土曜日の午後にお逢いすることにした。

 写真は、マネージング・ディレクターの棚元氏。最近、カナダのトロント大学を出て、中国語が話せる才媛を現地採用。デジタルで写真を撮ったのだが、出来れば顔写真は勘弁をと言われ、カットした(残念)。

 ワインの持ち込みもOKとのことで、赤ワインを持ち込まれていたが、飲兵衛の当方は簡単にペロリ。香港での飲み過ぎ、食べ過ぎもなんのその。金融自由化での新しいビジネス・プランの話に花が咲き、気が付けば、相当飲んでいた(らしい)。

<チャイムスのレイガーデン>

 接待を受けたのは、チャイムスのレイガーデン。シンガポール一流行っている高級中国料理店である(詳しくは、昨年の「返還前の香港、シンガポール、台湾の旅」参照)。


 シンガポールの接待のメッカは昨年来、チャイムスのレイガーデンで決定。ここの、冬瓜スープが美味しい。それを広めたのは、SQの日本人スッチーだと思う。当方にもOG(通称ピョンキチ)がいて、シンガポール初心者時代に教えてもらったお薦めスポットだ。

 そうそう、冬瓜のスープは前日予約が基本。それとこの店、例のラッフルズ・ホテルの斜め前にあり、観光客には持ってこいの場所なだけに、予約が必要。絶対に電話をかけて行くべし。

 写真は、辛子味噌で炒めたカニ。

<ラッフルズの時計屋>

 ラッフルズ・ホテルに行ったなら、時計屋The Hour Glassを覗くべし。ここは紹介の場合、かなり安くする。中国系のお兄さんとは顔見知り。ホームページを見たと言えば、安くしてくれる。為替の関係もあるが、今(1シンガポールドルが80円前後か?)は、ロレックスの女性もののコンビが35万円前後で買える。ちょっと前の円高ならもっと安い。

 男性版だと、キムタクで有名になったエクスプローラIが48万円前後、IIは少し安くて43万円ぐらいか。但し、デイトナは黒フェースで98万円ぐらい。そうそう、オイラは特別で89万円にはなるらしいが、新品の原価は3年待ちで65万円なので、馬鹿らしいから辞めた。これもイタリア系の皆さんが、相場を動かした結果だそうだ。


 奨められたのはブルゲのクロノグラフ。粘りに粘って58万円に負けてくれると言っていたが、そんなに時計があってもしょうがないと自分に言い聞かせ、断念した(うーーん、それでも、後ろ髪引かれるなぁ)。

 なんでもこの時計、機械部分(キャリパー)が特殊で、手作りのため、ロットが多くないとのこと。航空関係の人がよく買うそうです。それにしても買っておけば良かったかも...。見つけたら、即ゲットだそうですよ。