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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末記'98ニューヨーク、バミューダ、シカゴ
永遠なる無駄遣い

6/10頁 ★ バミューダ(2/3)

<町の中心ハミルトンへはフェリーが主役>


 翌日からインタビューなのだが、タクシーは割高。でどうするかと考えてたら、フェリーを発見。ホテルの目の前から出ている。すこぶる便利。30分に一本で、最終は23時。それより遅れたら、タクシーしかない。フェリーは片道250円ぐらいで、15分で到着。タクシーだと1500円だから、使わない手はない。

 フェリーからの眺めはどう見ても、仕事をする場所には見えない。この島、それでも年寄りのアメリカ人のリゾート地らしく、だいたい定年後の老夫婦が4日滞在し、ゴルフを2日ぐらい、それ以外はショッピングかダイビングなどができるようです。

 町といっても2ブロックも行けば、また海でして、江ノ島かどこかの観光地みたいな作りになっております。


 でも、大型客船が停泊したりと、大西洋横断でのちょっとした補給基地のようだ。もちろん免税。そんなわけで、ロレックスのデイトナは10人待ちの状況だ。ニューヨークやシカゴでは、8000ドルでプレミアム付きで買うかは、貴男次第と言われ、絶句したが、ここは5100ドルの定価でひたすら待たせる。あまり商売は好きではないようです。良心的。

 町の至る所で、大型モールを建設中。インタビュー先で聞いたシーフード屋さんに入り、フィッシュ・チャウダーというスープを注文する。なんでもここの名物らしく、魚の細切れとかが、トマト味で煮込まれている。こんなものかという味であり、オイラはクリーム・チャウダーの方が良い。