|
<飲食関係> リゾートホテルは、殆どホテル内に缶詰状態なため、飲食費が高くつく傾向にある。何故かしら、日本の場合、高級リゾートは高い料金が定番になっていて、胃休めが難しい。それでもタクシー飛ばしてどこかに食べに行ければいいのだが、タクシーやらレンタカー料金を考えると、とてもお得という感じでもない。 沖縄中部や北部の観光が割高になる原因の一つは価格設定なのだが、やはり長期滞在型の料金設定を再度検討した方が良さそうだ。 JAL系のホテル日航アリビラにも宿泊したことがあるが、軽食がいきなりカップヌードルと菓子パンになってしまうので、辛い状況がある。どうせなら、屋台を駐車場とか将来の建設スペースとして確保してある空き地で展開すれば良いのにと考え込む。 その点、ブセナは、同じ敷地内徒歩2分ぐらいのところにコンビニがあり、ちょっとした飲茶を食べさせてくれるお店等が点在する。今年の夏は、ビーチ側に屋台を出す計画もあるようだし、コンセプトはしっかりしているようだ。 但し、ホテル内の宿泊客と海水浴だけに立ち寄った一見さんの区分けが難しいのではと見る。この辺は、経営を取るかリスクとか喧噪さを取るかのバランスが大事となる。 さて、このブセナのお薦めは、鉄板焼きのようだ。しかし、夏であれば、2月の段階から予約しても難しいとのシェフのコメントが横柄と感じるのはマスターだけだろうか。予約が困難で、何時も客が待っているために、多少調理が乱暴なようだ。顧客の食べるスピードを吟味し、せっかくの肉が冷めて固くならないだけの配慮が必要なのだが。 メインダイニングはフランス料理屋さんなのだが、冬場ということもあるのか、少しヒヤーというイメージがある。たぶん、緑とか赤を多用し、暖かいレストラン作りを心がけることが大事であろう。海の幸のリゾットとか鍋ものがあると良いのだが、コース・メニューで気取って食べるには、大理石の床も涼しげだ。 このあたり、温度差とか台風シーズンが一つの課題ではなかろうか。 英国風のアフタヌーンティーならば、ロビーの左の階段下にあるカフェが良い。新聞記者の取材を受けるまでの3時間、原稿書きが捗ったが、親切な応対に十分にリラックスした午後を過ごせた。
<スィート宿泊専用チェックイン> スィート客を差別化する上で、「クラブ・ラウンジ」なる専用チェックイン・カウンターが存在する。たぶん、経営者とか芸能人、スポーツ選手が利用するのだろう。 ロビーの右奥であり、先ほどのカフェの更に先に長い通路があり、そこの渡り廊下の奥に入口がある。
クラブ・ラウンジ内部では、専用スタッフによるチェックインが行え、ちょっとしたビジネス・サポートも可能なようだ。
<最高級スィート> 沖縄サミットの開催を確信するマスターは、最高級スィートを、取材と称し覗かせてもらった。広さの割にはそれほど高くないらしい(一泊15万〜30万円、季節による)。 もう見れないだろうと、あちらこちらをパチリパチリ。かなりのポジションの方が泊まるのだろうが、政府要人用にはやや改装が必要の様子(セキュリティ上)。
<その他> 敷地内は飼っている鳥の鳴き声で南国ムードたっぷり。早朝や夕暮れはうるさいぐらいに鳴いている。
スパやら室内トレーニング場やらビューティーコーナーなどもあったものの、今回は体験していない。
|