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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末99#7
北イタリアで優雅に過ごす

永遠なる無駄遣い

(3)コモ湖- 1/5

 『コモエスター、セニョール。コモエスタ、セニョリーター....』なんて唄い出すと、きっとスタッフからスリッパで後頭部をぶったたかれる......

 コモ湖はミラノ郊外にある保養地。山中湖という雰囲気か?

 シルク関係のアウトレットが点在するが、アウトレットもピンキリでショップ形式からお城のような工場での製造販売をこなすものまで、多種多様。

 で、通常はコモ湖の周辺を散策し、ロープウェイで山頂からの景色を見て、ハイおしまいとなるのだが、そこからさらに往復4時間を必要とする「ベッラージョ」まで足をのばすことにした。

 ということでコモ湖にも数泊し、視察調査という名目のバブリーなリゾート・ライフは今日も続くーーーーー。(ルンルン)

<移動中:7/25朝〜夕方>

 本日は、日曜日。日曜日の午前中の移動は、気のせいか空いている。皆さん教会に集合するからだろうか??

 ベネチアを後にして、ミラノまで駆け上がり、さらにコモ湖まで移動する。

 リド島のホテルからベネチア駅まで約1時間。そこからミラノまで3時間。
 そこからさらに45分かかって、ようやくコモ湖に到着した。

 日曜日の夕方に、コモ湖周辺の町並みをほんのちょっと散策。湖から離れるととたんに人通りが少なくなる。


あやとりを実演中のブリジットちゃん
あやとりの本はドイツ語だった

<ベネチア駅に到着>


ベネチア駅のそぐ外。ここからバポレットに乗る
 ようやくどうにかベネチアに到着。
 到着早々、チケットの購入。次の行き先はコモ湖。
 そうそう、昼過ぎということもあり、窓口は突然閉まる。閉める時は「CHIUSO」の看板を掲げ、それ以降に並んだ人は受け付けない。
 クレジット・カードでの支払いはこういう混雑する駅では「故障中」の場合が多く、両替は欠かせない。

 ベネチアは学生キャンプのメッカでもあるらしく、ディパック姿の学生があちらこちらで別れを惜しむ。あまり汚いカッコをすると、立派なホテルへの立ち寄り、宿泊では苦労するが、一方場違いな服装はスリ・置き引きの対象にされる。