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(5)ミラノ - 1/3
そんじゃ、いっちょ行きますか。ミラノは辛口ざんすよ。
あ、そうそう。その前に、7年前の2つの事件をご披露。 a)うるせぇ、ばばぁ事件(92年) 唐突に失礼。あれは、まだまだ少年のようなお茶目な30代前半(見た目はそうですねぇ、20代央というところか....)。ツアーでイタリアに来た時のこと。
ローマから延々とイタリア中を回り、北上し、ようやくミラノ。で、あちらこちらの地方の教会では「長ズボン」が必須ということには慣れていた。で、教会に入る時には、単パンの上から長ズボンをこっそり履いては、服装チェックを通過し、出ては脱ぐことをしていた。もちろん品良く。 で、なんとミラノのドゥオモで、教会から出てきて、添乗員さんやら現地ガイドを囲んでツアー・グループの皆さんが説明を聞いている時に、円陣の後ろの方で、慣れた手つきで半ズボンに変身していたのよん。そしたら、横を歩いて通り過ぎる日系のおばさん二人が、「いやざますわねぇ、お下品で」「これだから日本人のツアーはいやざますわよ」と聞こえるように言い放って行ったのだ。 で、まぁ、着替える方も行けないことだし、そうだなぁ、とほんの数秒反省したのだけれども、ご一緒した10名程度のグループの皆さんも罵倒していたし、どんな人だろうと顔を上げ、横切る二人をちらっと見ると、なんと、袋いっぱいの有名ブランド品を抱えて、バーゲン梯子をする日系商社婦人風(すみませーーん、関係者のみなさま...)が歩いて行くではないか。
どっちが品がないんだよ。君たちのバブルも絶好調ではないかという思いがふと脳裏を横切り、思わずでた言葉が...「うるせぇばばあ」です(深く反省..笑い)。 b)鳩ぽっぽ事件(91年?)
第二幕。 先ほどの太陽で暗い所には慣れていないが、地下の部屋に。入ってしばらくすると、おじさんが連れていった部屋の奥の机に、マフィアっぽい人が一人。回りに大男が数名。 げ、やられた。で、日本円で8000円ぐらい(もしかしたら20000円??金額は忘れたがその程度)とか言われ、支払うと、住所住所とせがまれる(正直に書いた所も無防備なのかもしれないが、気が動転して書いてしまったらしい)。
第三幕。 それでは、引っ張るだけ引っ張ったが、ミラノ編に突入。ご堪能あれ。
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