|
(5)ミラノ - 3/3<買いもの三昧ーーー> と言っても、何を買ったか延々と書くつもりはない。かなりの出費となったことだけ伝えよう。え、ミラノでの豪遊を楽しみにしていた?
まぁ、彼らからすれば「大島紬」みたいな国宝級のものを価値もしらずに田舎ものや若造がバンバン購入するわけだから、頭に来る。イタリア在住、あるいいは欧州の古くからの顧客(常連さん)から嫌みを言われ、対応に苦しみ、顔に出るのかもしれません。でもね、やはりアジア蔑視がひどいと映ったよ。 そうそう、オイラの服装や態度の問題だとは思わないで頂きたい。だって、一応は気を利かしてこのミラノのために長ズボンを用意していたんだから。 でもね、明らかに馬鹿にしているし、そうまでして買う必要もないと思うわけであーーる。 おお、そうそうフルラでは、ビニールコーティングの新しいバッグを発表していたのだが、早くもアフリカの担ぎ屋さんが、フルラの店の周辺で売っていた。大したもんです、ほんと。 <レストラン> 最終地まで来ると、そして二週間も海外にいると、いい加減疲れてくる。あっちこっち行くのも面倒だし、適当に美味しそうな飯を食べて、急がず、だらだら美術館でも見ますかと相成った。
レストランも要注意。観光客慣れしてすれているのか、夕方の早い時間にも係わらず、「予約」「予約」とほざくおばさん。ガラガラのレストランの隅っこに座らされて怒って帰るオイラの気持ちが解らないらしい。 <美術館> 「最後の晩餐」は前回、修復中だったとは言え薄暗い小屋の奧で見させていただいているので、今回はパス。それに事前予約だとか、修復直後で観光客のお目当てであるとか、そうまで急いで見る必要もなかんべと今回は行っていない。 かわりに行きましたのがブレラ美術館。他にもマンゾーニ記念博物館や、ポルディ・ペッツオーリ美術館は買い物の途中に気楽に立ち寄れて、合格点をさしあげることができる。
|