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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末00#3
マレーシア・シンガポールの旅
永遠なる無駄遣い

(1)クアラルンプール - 3/3


 
<ツインタワー横のショッピングセンター>

 渋滞を避けつつ、KLに戻る。ホテル横のショッピングセンターにて、レストランを探す。

 こちらに着いて、一度もまともな食事をしていないこともあって、高そうな店で軽くワインを流し込む。

 今夜はタイ料理。グリーンカレーとロブスターのオイスター味と混ぜ混ぜサラダ。サラダにはピーナッツやら魚のパサパサした麩のようなものがトッピングされていたり。



 そうそうショッピング・アーケードはシックだし、モノも洗練されている。いわゆるブランド品だが、へんなものをだらだら見学するよりもマーケティングの勉強には都合が良い。

 店内にはマレー人がいて中国人がいて、インド人がいて、日本人や中国人、台湾人の観光客がわんさか。人種の坩堝とはこういうことか。

 ここマレーシアではミッション・インポッシブル2が日本より1ヵ月早く上映中。夜中に見ることもできたが、明日も早いので退散。どうせならシンガポールで見るのもよかろう。楽しみは後ほどに。

 



吹き抜けの天井からツインタワーを見上げる

<トレーニングマシン・ショップ>

 

 こじんまりした店内には所狭しとマシンが並ぶ。

 さて、当方が店のキックボードで遊んでいたところ、米国人の中学生集団が目ざとく見つけ、店内を乗り回す。エアロバイク、ダンベル、ウエストシェイプなんでもあり。一瞬、店内は騒然とする。

 でも、このあたり店員が制止することもなく、お客は自由にトライできる。というわけで、子供に混じってオイラも軽く食後のエクササイズ.........。

 
<ソニーショップ>

 ソニー製品を扱うショップが入っていたのだが、なぜかそこに仮面ライダー人形を発見。一体約3万円。だれが購入するのか。


 
<ノキアの携帯>

 マレーシアでも携帯電話が大はやり。
むちゃくちゃカッコよかったのがノキアの新製品。


<ブギッ・ビンタン界隈>

 このあたりはショッピングセンター、ホテル、レストランが立ち並ぶ繁華街。カジュアルなオープン・レストラン(屋台もどきとも言う)のチキンライスがうまいというが、ちょっとオイラの口にはあわなかった。それよりは、通りの反対側の中華的なところの方がベター。


 おもしろいのは、伊勢丹が入っているショッピングセンター「Lot 10」から反対側のデパートにわたる高架橋。シンガポールの作りにそっくり。コピーしたのかと間違うほどに似ている。

<チャイナタウン>

 タクシーでチャイナタウンの入口に。バイクでごった返している。ちょうど午後3時で、これから夜の準備に入るようだ。

 ヴィトンやらロレックスやら、一目で偽物とわかる商品が並ぶ。今は、新作DVDの取り締まりが厳しく、後はエロ本の摘発が昨日大がかりに行われていたと報道されていた。

 ちょっと怖い雰囲気がしたのは気のせいか。ひったくりのバイクとかスリには気をつけよう。そうそう、ここではエスカレータで前後の挟み撃ちもあるらしい。あとは両替所での荷物の置き引きというところか。

 場所によっては混雑にまぎれての犯行も予想される、念には念を入れてほしい。

 
<ABC>

 ここで、ちょっとご紹介。偶然にもどちらも「ABC」という名前だった。

 まずはかき氷。デパート食堂では、本日のおすすめだったらしく地元マレーっ子が次々と注文しているので、チャレンジしてみた。が、適当な表現が思い付かない。たしかに、味に慣れてくると病み付きになりそうだが、見た目もいかがだろう?

 ※もっとも、現地で「氷」にチャレンジしたことがすでに勇気ある行動だったかもしれない。体調に自信のない人は控えるべし。

 もう一つのABCはビールである。色ばかりかお味もかなり濃厚な黒ビール。暑い日差しの中、のどもカラカラだったが、飲み干すことは勘弁していただいた。

<現地駐在員>

 さて、シンガポールに3年、マレーシアに転勤して3ヵ月の現地駐在員と両国の文化比較を行う。鍋をつつきつつの対話と相成る。その後、ライトアップされた市内をドライブし、別れる。

 とてもナイスガイだが、残念ながら結婚しているのであしからず。元ラガーマンで、今でもこちらの日系社会のチームに属し、タイや香港、シンガポールの日系社会のチームと交流試合を行うらしい。

 学生時代はラガーマンらしからぬ行動で、水たまりを避けてトライすることで有名であった。




 


高層ビルの谷間にテントをはったような
オープンレストラン

 以上がクアラルンプールであーる。