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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末00#4
ロンドン・ポルトガルの旅
永遠なる無駄遣い

ロンドン・ポルトガルの旅(1/5)


<ミレニアムのロンドン>

 ロンドンでは、ミレニアムを記念してオープンした新しいスポットが訪れる観光客の話題となっている。その一つが遠目に発見したロンドン・アイ。観覧車である。

 一つ一つのボックスは楕円型。まるでカプセルのような.........と思ったのは当方だけか。ガイドブックには乗車については日・時まで「要予約」とあるが、地元の人の話では予約の有無に係らず今は1時間以上待たなければいけないという。一周約30分。霧の都ロンドンで果たしてどれほどの確率で眺望を楽しめるかは定かではない。

 もう一つは、現代美術を集めたテート・モダン。テムズ川を渡った南側。テート・ギャラリーの別館として、この6月にオープンしたばかりで、観光客ばかりでなく各国からの美術関係者が注目するギャラリーの一つである。常設コレクションの展示室への入館は、特別展を除いて無料というからうれしい。





<クイーンマザー>


 8月4日はクイーン・マザー(エリザベス女王の母)の100歳の誕生日。国を挙げてのお祝いムードである。

 夕方バッキンガム宮殿前を通りかかったが、いつになく旗がたくさん掲揚されており、昼間の喧騒の余韻が広場をうめている。

 ここ(写真)はロンドンから電車で1時間ほどのウィンザー。
 今も週末になると女王陛下が訪れるという英国王室馴染みのウィンザー城前の通りには、「100」のロゴが入ったユニオン・ジャックが長寿を祝う。
 近くの名門校イートン校には、チャールズ皇太子長男のウィリアム王子が学ぶ。



<イギリスといえば.........>

 ご存知の方も多いだろうが、イギリスといえばガーデニングの国。人々は植物の手入れ、庭仕事などにかなりの時間を割く。  

 夏の日差しを受けて、町中のショップも一般家庭の玄関先も花盛りである。