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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末00#5
ベネルクス三国の旅
永遠なる無駄遣い

(6)デンハーグ、デルフト 1/2


<デンハーグへ移動>

 朝の散策から戻り、ホテルを11時にチェックアウト。オランダのデンハーグに向けて3時間の列車の旅だ。途中、アントワープで列車の50分待ち。寒くて、少し鼻声に。温かいビールなんてないかなぁ。

 デンハーグはオランダの政治の中心地で、政府機関や大使館が多い。ちょうど翌日に行われるベアトリクス女王のパレードのメイン会場に近いとあって、警備は厳重。テレビクルーも本番に向けカメラの設営に忙しい。



<老舗ホテル>

 ホテルは老舗のデス・インデス(インターコンチネンタル)に宿泊。
このホテル、日本ではあまり紹介されていない。個人旅行であれば泊まる価値あり。ただし、エアコンや洗面所、隣室との遮音には多々問題ありと感じる。なにせ、欧米人はドタンバタンと激しく、しかもオリンピックの中継が欧州では夜中に当たるため、結構夜半までうるさかった。




<いつもの定点観測>

 町中を散策。とは言ってもマーケティングを兼ねている。感じとして、欧州では女性向けに、オレンジと淡いピンクが流行しているようだ。

 この「La Ligna」というショップは結構女性用セーターの質が良い。

 おっと、ヴァージン・レコードのショップが潰れてた。その変わり、駅構内にも展開しているフリーレコードなるCDショップが繁盛している。

 ブランド・ショップが立ち並ぶ通りは距離が短く、夕方5時には閉店。なんてこったい。



 ホテル周辺は大使館街。日曜だというのに地元のハイカラさんがバーでスーツ来て宴会中。合コンなのか??

 オランダはインドネシアを植民地としていた関係で、インドネシア・レストランがかなり進出しているようだ。そのほか、昨年あたりからは日本料理屋とか寿司バーを見かけるようになっという。

 胃休めと称しつつ、ピザを食べに入ったイタメシ屋の親父と仲良しになり、たくさん食べてしまう。魚を塩で固めて蒸し焼きにしたものと、ボンゴレ・スパゲティは勧めるだけあり絶品。後は野菜スープで栄養のバランスを取る。取り皿のふちを飾る盛り付けが新鮮だった。




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