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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末00#5
ベネルクス三国の旅
永遠なる無駄遣い

(6)デンハーグ、デルフト 2/2


 月曜日はほとんどの美術館が休みということもあり、近郊の街、デルフトへ行く。デルフトは、その名の通りデルフト焼きで有名。日本の伊万里焼の影響を受けている。もう一つは、フェルメールの絵画『デルフトの眺望』で有名である。

<拡がる青空>

 デルフトまではトラムの1番で約50分。トラムは細くって綺麗、乗り心地もなかなかである。チケットは中央駅の観光センターで一日乗車券を購入した。

 オイラが想像していたオランダに一番近い感じの街であーーーる。水車あり、ゴルフ場もどこかのどか。このところ雨に降られていたので、太陽がまぶしい。

 足の向くまま歩きながら、オイラの趣味(え、ご存知ない??)の水彩画の題材をパチパチ。フェルメールが描いたとされる眺望の場所からもパチリ。







<デルフト焼き>

 さて、デルフト焼きだが、王立の釜のデルフト・ブルーを購入した。白地に青。中国陶器の色合いに影響されたというのがよく分かる。  

 正規の店舗は3軒あるが、世界の国旗が出ている所が一番選びやすかった。教会に向って右の店舗。残りは左手にあり、手前の一軒はクリントン大統領も足を運んだ様子。

  



<スヘフェニンヘン>


 オーストリア方面の料理ということで、カツレツを昼食に頂き、デルフトを後にする。  

 その後、1番のトラムに乗り込み、終点の「スヘフェニンヘン」へ。
ここは海岸地帯で、夏はリゾート地として賑わう。でも、ちょっとさびれた感じがしたのはオイラの気のせいか?

 海辺に建つ「クールハウス・ホテル」は派手さで勝負。隣接してカジノがあった。カジノはオイラの調査対象のテーマ。ひたすらビジネス・システムと周辺を見て回る。




<今夜もいただきます>

 デンハーグに戻ったころにはすっかり夕方。少々くたびれてしまったこともあって、昨晩「また来いよ」と言われていた同じイタメシ屋へ。

 本当に現れたので、店の主人はとてもびっくりするやら嬉しいやら(らしい)で、魚介類のブイヤベースを頂戴する。昨日語りあったフィレンツェ風のステーキにはありつけなかったのが心残り。

 ワインをハーフボトルなら.......と言って注文するが、上質のワイン1本を快く開けてくれた。ボトルの半分飲めば料金は半分でいいよと言われ、気がつけば、ん。1本飲み干す。してやられたり(笑)。



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