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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末01#2
マデイラ・マルタ 〜島の旅
永遠なる無駄遣い

(2)ナポリ・ポンペイ・カプリ島 3/4


 ようやく週末がやって来た。今回は何かと騒動が多いので、リラックスしようと、ポンペイまで出掛けることにした。

 ナポリからツアーバスを利用。ポンペイを1時間ほど見学、ソレントを経由してアマルフィまで足を伸ばす。  


土産物の地元産タイルを並べてパチリ
買ってはいない(笑い)

<ポンペイ遺跡>

 2000年以上も前にヴェスーヴィオ火山の噴火により、一瞬にして火山灰が降りかかり、人間の骨や石以外は蒸発してしまったらしい。火山灰の中に石膏を流したら、人間の「型」がとれたそうだ。

 遺跡は殺風景といえばそれまで。円形闘技場が見られなかったのが残念。ちなみに、本物の遺留品の多くはナポリ市内の国立博物館に納められている。


100年近くたって芝生や都市が再生された


昔のバーの跡。穴に瓶が入っていた


 巨万の富を手にしたと言われる商人の豪邸跡ものぞいてみた。奥の部屋には、当時の壁画が残っていた。  

 “ポンペイの赤”と呼ばれる独特の朱色と黒のコンビが印象的。



<アマルフィへ>

 断崖絶壁の中を走る細い道路をバスが進んでいく。揺られること2時間。世界で最も美しい海岸線のひとつに挙げられるアマルフィまでやって来る。


バスから海岸線を見下ろす


細いバス通り


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