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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末01#3
NY逃亡記〜今度の逃亡は長いのだ....
永遠なる無駄遣い


(2)ニューヨーク生活始まる 3/3




<公園デビュー>  

 日曜の朝はハドソンリバーに面した公園に新聞をもって行き、暫しひなたぼっこ。
 日曜日の新聞は大量だ(もっともいつもは75セントなのが、日曜日は3ドル)。気持ちよい風。ジョギングする人々。イヌの散歩とねぇちゃん達の日光浴。健康的な生活への第一歩になると良いのだが‥。


<グランドセントラル駅>

 地下鉄を乗り換えてグランドセントラルへ。綺麗になったのは一昨年から昨年にかけての大改装。オイスターバーにはよく通っていたが、当時はけっして治安はよくなかった。オイスターバー目当てにグランドセントラルハイアットを常宿にしていたようなもの。80年代半ばの日本人の好みはキタノホテルだったと記憶する。地下の朝食が和食ということで、こちらの駐在員にメシを食べさせるためらしいが、「そんな馬鹿な」である。新人類第一号のオイラはそんなの知ったこちゃいないから、若手つれて昼からワインがぶのみしていたわけだ。それにしても綺麗になったものだ。




<マジソンアベニュー>  

 マジソンアベニューに大規模な出店。バッタもどきなど盛り沢山。新聞紙をドアの穴に通すと、ドジャーススタジアムのチケット2枚というのが抜群の人気だった。写真で見ると何てことなさそうだが、これが結構難しいらしい。


<セントラルパーク>  

 パークアベニューを少し北上し、セントラルパーク沿いにエセックスハウス(旧日航ホテル)方面へ。途中、動物園を横切る。
  小さいながらも迫力ある動物園。映画の撮影でよく使われる。



 

 エセックスホテルはバブルのときに日航が買い取るも手放し、今は外資のウェスティンにわたる。内装が改善されたかは不明。当時はひどかった。ロケーションの割りには部屋からの眺めは台無しだった。このセントラルパークでは、同じ並びでより5番街に近い方にリッツカールトンがもうすぐ登場する。

<物価>

 物価の日米比較とか国際比較があるが、あれもあてにならない。食べ物でいえば、全ての分量が多いのは知られていることだが、それ以上の場合がある。ジュースとかヨーグルトは分量が3割り増しだし、さらにスーパーでは割り引きが当たり前。スーパーはスーパーらしく、いつの時代も変わらない、落ち着きがあってよい。


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