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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末01#3
NY逃亡記〜今度の逃亡は長いのだ....
永遠なる無駄遣い


(3) NY生活2週目 1/2


<アジア系>

 ブロードウェイを少し下った角にある中華の「ダイナスティ」はランチによく使 う。ちょっとコロンビアの校門寄りの、昔「モンスーン」というタイ料理だった場所は「ともちゃん」というスシ屋さんになっていた。でも価格はかなりリーズナブル。
 反対側に日本関連の専門食料品店が鎮座する。奥にはテレビからダビングされたビ デオ。既に7月中旬ぐらい分までは来ているので早さにびっくり。



<公園で日向ぼっこ>

 午後は何も用事がなく、仕入れたネット関連の書籍「デジタルハスラー」を公園で読みあさる。シリコンアレーに関する良い本がクラッシュの1年強を記念し出版されたのだ。NYに来た思惑があたった。取材のネタゲット。関係者がいっぱい登場し、結構面白い。「この5年は通常の人の一生以上に相当し、得るものも失うものも大きい」というのが印象的ではある。




<サミット>

 行きつけのスーパーにも好みのところがある。ここでは、表に果物を山積みしているところが一番。中のチーズも種類が豊富。3月の南イタリアで味をしめたモッツアレラとプロシュートでジェノバサミットを祝う(嘘、笑い)。
 今年のサミットではとうとう死者が出た。暴徒が会場の2マイル以内近付いたためとNYTは報じていた。その下にはブッシュ・ブレアの雑談風景。別の国際面では、その暴徒がプロパンを警察車両に投げこもうとしている瞬間の写真と射殺された写真。 その下には、ブッシュ夫人がピサの斜塔に手を添える遠近法の写真が掲載されている。安全保障ではこの国はブレナイ。

 ところで、サミットでは小泉さんは出てこない。その小泉さんの全体集合写真の立ち位置はいちばん左だったがあれで良かったのか。昔、中曽根さんは他を押しのけ、 レーガンの横にすべりこんだ。あのインパクトがほしいねぇ。
 で、よく見ると隣がブレア(英)でブッシュ(米)、シラク(仏)でイタリアの首相がいて、プーチンという序列だ。まぁ、今の実力だとあそこまでだろう。日本の場合、最初から米国に従順だから、カードの切りようがない。


<テンテン>

 AM放送にテンテンというのがある。1010khzが周波数なのだが、10分ごとにニュースを流す。いうなればCNNのラジオ版。日本でもやればいいのになぁ。でもテンテンという名前が耳につくなぁと思っていたら、1130khzでブルームバーグが同じことをやっていた。こちらの方がしっくりくる。毎日ヒアリングの勉強が可能だ。


<メールチェック>

 メールのチェックは一日、定期的に2回。クライアントなどのメールには見たあとに回答し、すぐに送信。そうすることで、連絡をもらってから二日開いてしまうリスクを回避中。スタッフからは、早朝に届く定期通信で昨日の内容を理解することにしているので、その点での時差はない。結局、メールチェックは1日に最低2回、最大4回、平均3回で落ち着いてきた。


<スターバックス>

 暑い日が続き、消費電力が鰻登り。電力のムダ使いを諌める放送があったが、幸い、今朝からの雨で、一転涼しく。長袖を購入したりと学生も対処が難しいようだ。 しばし、暑さが薄れ、過ごしやすくはなる。あまりに寒いので、今日はスターバックスのカフェフラペチーノはやめておいた。
 コロンビア大学のスターバックスはブロードウェイに2軒。ちょうどジャーナリズム学科の真ん前なのだが、ここの店員が異様にとろい。まぁそれでも待ってあげるのがここのならわしだが、世界で一番とろいスターバックスなのかもしれない。




<水の濾過>

 料理に使う水のためにフィルター付きの瀘過器がいくつか売られている。でも、1ヶ月しかいないし、大げさなので、キャンプに使う水筒のような小さなものにフィルターが付いているもので代用。コンタクト使用者にもこういうものが必要と考え る。エビアンで洗うのはもったいないし、とはいってそのまま使うと欧米では目に何かできる危険性はあるからだ。欲をいえば、電力で水を沸かす鍋を勧める(ここは親戚の自宅なのでなんでも揃っているが、気が付いたちょっとしたものを購入するようにしている…)。