朝の定期通信をしていたら、パソコンがスタック。メール関連のシステムが初期化されたため、スタッフにわたされていた緊急時のマニュアルに従い、破損部分の数値を入れる。まるでアポロの月からの生還のようなものだ。結局、夜になり回復…。午前中の3時間がパアー。

　日本でも米国でも夏休みに突入のはずだ。でも日本からは企画書を求める企業やら役所の問い合わせがひっきりなしに舞い込んでくる。スタッフが締め切り日を伝えるも、非常識なコンペの設定（例えば、いきなり３日後までとか...)はこちらからお断りする。だって、相手の質が分かってしまう。無理難題を吹っ掛けるんだよねぇ、そういう人達。
　よくあるのが、地方のコンペの説明会に地方まで来いという奴。時代が違うのだからネットでメール配信すればいいのにねえ。金払う方が偉いという考えが古いのだよねぇ。

　転がりこんだ親戚のマンションを使わせてもらっているが、NYでは5年に一度は外壁の修理とかを求められるそうだ。朝からパソコンと格闘しているのに、ガーガーとうるさい。おまけに、シャワーが水だった。工事のせいだろうと、気にもしなかったが、出掛けぎわにエレベーターに張り紙が…。おいおい昨日の晩にはなかったけど当日にはるなよな。結局14時ぐらいに復旧するらしいが、殆どの住人が被害者なのでは。

　ブルックリンブリッジを眺められるこのあたりは、ちょっとした船旅が楽しめる。気分転換に出掛ける。開発された80年代に比べ、観光客化が進んでいた。アジア系に対する扱いが乱暴な店がちらほら。どうなっているのだ、アメリカ合衆国。
　テークアウトができるファーストフードが入っているサウスストリートシーポート内のビルでビールを購入しようとしたら、IDがいるという。おいおい、そんな観光客相手にうるさく身分証の提示を求めるなよ。そういえば、日本でも国民総背番号制の検討が進んでいるが、国際的に年齢を証明できるものにしてほしい…。パスポートかそのコピーを携帯して、盗まれたら領事館ぼろくそ言われるのなんておかしいよ。でもなぁ、いくら短パンにTシャツだからって、40過ぎのおっさんなんだから、売ってくれよ…。

　3階にあるパブで遅い昼食を頬張りながら、ビールを浴びていたら、1時間後のボートにタッチの差で乗り遅れる。でもオンタイムに行ったのに、船長の時計が進んでいただけだ‥。
　しかたなく、ブルックリン橋を見つつ、ソノマのシャルドネを流しこむ。ちょっと高かったが、おいしかったので許してあげよう。どうも変なワインブーム。日本人観光客の出しぷりのよさへの期待が大きいようで‥。そういえば、今年の欧州からの観光客が異常に出足が悪いと華僑が言っていた。

　もうコロムビア中の学生がひぃいいいと悲鳴をあげている。学生寮はこの暑いさなか、冷房から暖房への切り替えのための点検を始めたらしい。全員が図書館に逃げこんでいた。でもその図書館は逆に冷房効きすぎでちょっと長居はできません。
　しかしこう暑いといけませんぜ。昨日のセントラルパークは103度だ。でも本日、午後からストーム注意報が出ていた。いったいどういう奴かと思えば、雷ぴかぴか、嵐のような雨が横殴りで押し寄せる。たしかにこれはシャワーではなくストームだ。

　さて、オーヘンリーに登場するウェストビレッジに足を伸ばす。低層住宅はクールということで、日本人には評判がよい。このあたり、昔親戚が店を出しており、SOHOの芸術家が歩いてこれるというので大繁盛していたっけなぁ。
　帰りはひたすら快速で帰ることに。地下鉄の3番線利用。途中79、86で乗り換えるのだが、うっかりするとハーレムの先へ。安全になったとはいえ夜の閑散とした裏通 りは怖い。

　渋いジャズ系は101.96MHzに限る。まったりとしていて、とても落ち着く。日本風にいえばJ-WAVEのようなものだ。でも暑いので眠れませーーーんん。ここのところ、101度のようだ。記録更新中。二ュージャージでは暑いので滑走路が不安なのだろうか、飛行機が飛ばず。

　リュックとかナップザックを購入しても日本では使わないし、あまり重いのを背負いたくないので、書籍部で本を購入するときの紙袋に入れていたのだが、鞄のない貧乏学生に見えるらしく、韓国の女子学生から指摘される。で、本日、新調したバッグを持参。こんどはドギーバッグを二枚重ねてみた。昼のランチボックス見たいだとこれも大受け？？

　留学生の皆さんは年頃のため、恋愛相談が結構昼時の話題になる。彼氏を振り切り来ている子、国際結婚に目覚めた子、日本人の男の子にあたっくしたく、どうい風にいえばいいのか日本語を聞いてくる子と様々。どちらかというと韓国の女の子の方が日本に興味を持って行る。台湾の子は組織グループで来ているのでまとまりがあるようだ。日本は依然バラバラだけど、目的意識がはっきりしているお兄さんやお姉さんが多い。