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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末02#1
逃亡記〜今回のスケジュールはハードだ....
永遠なる無駄遣い


(2)台北



<圓山ホテル>

 世界最大のホテルである。蒋介石時代に建築されているが、後世に巨大建築物を残し、遠くからでも中国を意識するという意味ではたいしたものだと思う。個人的に泊まるかどうかは別にして、一度、ロビーなるところを堪能すると良いかも。最近、化粧直しを済ませ、高速道路の降り口に燦々とかがやく。


 
↑タクシーから見た圓山ホテル

 


 
↑ホテルの部屋の様子。

<ハイアットリージェンシー>

 あちらこちらに旅するオイラはハイアットとヒルトンを使う機会が多い。台北のハイアットは最初は単に新しかったからだ。どうも老舗のホテルは狭く、絨毯がホコリっぽく、まして宴会場や会議場と宿泊場が近いのはわがままなオイラとしては許しがたい。それに、林森北路のあたり、実は日本統治時代のお墓とかあった場所なんだよな。まして、夜の繁華街がすぐに後ろにあって、カラオケだとかバーだとかあまり好きではないオイラとしては我慢できない。
 

 で、ハイアットにはディスコみたいなクラブみたいなライブハウスみたいなのが2階にあって、大人の雰囲気があるので、いつも音楽だけを聞きにくる。国際展示場がすぐ隣だし、徒歩5分圏内には百貨店や映画館があるし、遊びながら仕事をするオイラにはちょうど良いロケーションなのだ。
 ハイアットのクラブカードに入っているので、少し上のフロアに宿泊できる。
 あとは、ここはシンガポールエアラインの常宿ということぐらいか。まぁ、関係ないけど。

 
<アポキャンセル>

 日本のマスコミ某関係者と意見交換しようとしていたら、高雄のランタン点灯式に行くらしい。きっと陳総統に同行するのだろうと判断し、ドタキャンを許してあげる(笑)。実はクタクタだったので、夜中の第二弾である老華僑との意見交換も5月まで延ばしたところだ。ということで、暫し爆睡。


 


 
↑先日の地震でクレーンが崩落。
その前の貴重(?)な写真。  

<金融センター>

 あと2年ぐらいで完成予定の金融センター。だいぶ外観の輪郭がわかってきた。
 いつものようにニューヨークニューヨークなる百貨店の方へ。おいおい、隣の新光三越もパワーアップしているではないか。さっそく、ニューヨークニューヨークの地下で腹ごしらえ。通の地元の人は三越の地下で食事をするらしいが、なんだかこちらのニューヨークニューヨークの方がいごこちがよい。乾き蕎麦をいただく。ちょっとした腹ごしらえのつもりが、デパートをぐるりとまわって下りてきたら、お腹がすいてきたのでついでにファーストフード感覚で水ぎょうざを頂く。どうもここ数日の疲れが出てきたようだ。映画も観たいのがなく、三越をぐるりと回り、早くもバタンキューの体勢か。


 
<お湯しかでないシャワー>

 フロに入ろうとしたら、お湯しかでない。電話で修理を頼むが、水道管をいじりつつ、直りましたと言われた。最近、沖縄とかと付き合いがあり、モノは壊れるし、完璧では疲れることを覚えたせいか、まぁそんなものだろうと、今度は慎重に水が出るのを確認してからお湯を出す。少しマシになる。お湯の温度が水に勝ると熱湯ブロや熱湯シャワーになるようだ。散々実験したら、風邪をひいたのか、あるいは花粉症が台北の排気ガスと交ざったのか、辛い状況に。


 
↑シャワールームの様子。

 


 
↑観ていたテレビの一画面。

<ライトをつけたまま、
    テレビもそのままに寝る>

 チャンネルをザッピング。なぜかNHK衛星の第二しか映らない。第一はどうした。文化的にノーなのか。今ではCNNとCNBCがメインをはっており、BBCはダメらしい。あちらこちら回す。台湾国内もBSnewsというのが分かり易い。台湾MTVで日本のケミストリーなどASAYAN出身歌手らの特集。BBCでウォーターボーイの実在する高校と映画の紹介。そこへ、旧正月のイベント中なのに違法の花火工場爆発というニュースがとびこむ。テレビつけたまま、報道テクニックが向上したのかチェック。ちょっと現場からフランクに伝える姿勢になってきたようだ。

 香港ではトランクに詰め込んだ死体発見で関係者が逮捕の瞬間。おいおい、いつもリアルだ。香港メディアは。テレビもそのままに寝てしまう。当然、熟睡せずに、朝5時に起床。二度寝は体力を消耗するので辛いのだが。