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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末02#1
逃亡記〜今回のスケジュールはハードだ....
永遠なる無駄遣い


(3)ハワイへの機内



<トランジット>

 台北から成田。トランジット用のセキュリティチェックを通過し、一つ上のフロアへ。さくらラウンジで東京より合流のスタッフらを待つ間に、台北の日記を済ませる。17時着で21時45分発なので、結構な滞在時間である。電子メールのチェック、携帯でのスタッフへの指示を終え、あっという間に機内へ。
 いつも思うのだが、ハワイ便のJAL地上コントロールは緩いと思う。大混乱。観光客にビジネス客に日系ハワイの日本里帰り組。それに、子供連れ優先というけど、米国NYなどで子供連れが希ならば許すが、あれだけ子連れが多いとビジネスでの搭乗が大混乱。最近は、どうやらマイレージの中級階級であるプリモも優先だなんて、あんたビジネスクラスに対しての礼儀はあるのか、ぷんぷん。別にビジネス客が偉いと言っているのではなく、支払ったコストに見合う扱いをせいというのだよ、ぷんぷん。


 
↑さくらラウンジの様子。
 だいたい、観光客の日本のお客さまが言うことを聞いてくれないという前にコントロールせいといいたい。何度も言うが、ハワイ便は日系人、観光客、ビジネス客が入り乱れているので、もっとスタッフを増やして、ロープで仕切って欲しい。どうにかして頂戴。

 


 
↑再び機内食を撮影。

<食事>

 本日2回目の機内食。台湾から東京に向かう時のよりもおいしくいただける。あの台湾便の寿司というのは曲者だ。同じく、うどんは曲者だ。食前酒は珍しくカンパリオレンジ。シャンパンは呑み飽きた。ご飯は竹の笹もどきで包んでいるものの、味気ない。シソのふりかけもなくなっている。昔の記憶だとご飯を竹の笹で包んであって、香ばしかったのだが。バブルの頃、当時のキャビンアテンダントが色々工夫し、味気ない機内食をよい方向に向けたのに、形だけ残してリストラしてもなぁという感じだ。


 
<リゾッチャ>

 すっかり忘れていたが、搭乗機はリゾッチャだ。タイ人スッチーによるサービス。笑顔も日本語も上手なのだが、食事の希望を聞いてまわった後に、椅子に洋食か和食かのシールをはることを忘れていた。でもベテランのフライトアテンダンスが旨くフォロー。
 そういえば、台湾から乗った日本アジア航空は二期生がSC(シニア・キャビンアテンダント)に昇格するタイミングらしい。で、非番のパイロット(?)らと雑談していたが、声が大きいし、緊張感なし。 ビジネスクラスは満席だというのに。いつも思うのは、航空会社は、非番のスタッフが良い席を結構確保している。国際線はいうに及ばず、国内線でもいっしょ。それが乗客にもバレバレなのだから、リストラの意味を知らなすぎる。まぁ、上客(文句を言わない上品なお客)相手に商売していればよいので気が楽なのだろう。言うなれば緊張感がないのだ。日本航空にしてみれば、全日空はどうせアップアップなどというものだから、殿様商売になってしまうのだよね。


 
↑座席横の窓から見える外の様子。

 

<プリモサービス>

 マイレージが貯まるとプリモとかグランデになれる。これショッピングとは関係なしに、純粋に飛行機に何回搭乗し、ビジネスやファーストクラスとして幾ら使ったかによりポイントが決まるから、よほど商社マンとかドットコムで往復する人や、買い付けとかでないと無理でないのかい?で、プリモなんて、結構貢献していても、あまりメリットなし。だったら、そのつどシンガポールエアとか乗った方がお得でしょ。こんなことを書くと、ユナイテッドがよいとかマイレージの率がよいとか投書来るけれど、顧客がわがままを要求できない航空機には乗りたくないのだよ。トラウマ色々なのだ。アメリカのおばぁちゃんに説教されるような状態。
 いまでも日本航空に乗るのは、駆け出しの25ぐらいの頃、当時のチーフパーサーとかに親切にされたから。サンフランシスコへの旅が不安なときに、サンフランシスコの知人とかを紹介してくれて日系人のネットワークを頼らせてくれたから。そのちょっとばかりの恩返し。出世払いを15年は続けているかな。いまでも、年輩のフライトアテンダントは素敵な女性が多い。(別にマザコンではないのであしからず‥。)だが、その恩返しもそろそろ卒業しなきゃ。若手のスッチーも日本航空の経営幹部も昔の資産使い切ったと思って、そろそろ新しいサービスの在り方を考える時でしょうか。