海外逃亡顛末02#4
逃亡記〜北欧三国逃亡記
永遠なる無駄遣い


(2)デンマーク



<早朝までグースカピー>

 朝まで爆睡。会社に国際電話。部屋の直通電話を教える。ここは代表番号を多少アレンジし、部屋番号と組み合わせることで直通となる。随分楽になる。そういう意味では便利なホテルである。格式もある。


 
<人魚姫>

 デンマークといえば、人魚姫。ずいぶんちゃちな場所にあることは知っていたが、どのルートから入るかでだいぶ印象は違う。人形姫にむかって左からがベストだろう。が、右から徒歩で来るとがっかり度が増す。ずーっと遠くからだと防波堤際、すぐ飛び付ける場所に等身大で座っている。親しみやすいが、どうりで手とか切り落とされたり、悪戯が後を絶たないわけだ。全体は大きな公園となっており、憩いの場所。なぜか噴水に水がなく、やや不満。しかし、鳥の巣を発見


 

<衛兵の交代式>

 可愛らしい衛兵が四方に立っている。伝統を守っているらしい。ここは今でも王室関係者などが暮らしているらしい。小さな子供は頭のフサフサに後ずさり12時5分前から、毎日式典がある。まるでモナコみたいだ。騎馬隊のお姉さんは妙に優しく、馬をさわらせてもらえる。ただし、入ってはいけないエリアがあり、そのあたりに近づくと追い出される。真ん中の銅像から見て、円柱の柱が4本ある方向から登場するので、ベストポジションは円柱のある方。ただし、円柱を右手にした場所は追い出されるので、円柱が左手に来る場所で待機。円柱の側もダメなので、微妙な位置取りが必要だ。式典は長く、昼時に腹減るので微妙ではある。飽きやすいオイラには向かない。


 

<ホテル&レストラン>

 ホテル周辺は散策に最適。ついでに予約時に迷ったホテル達をチェック。この確認作業をできる範囲で行うことが良いホテル、快適ホテルを見分ける臭覚となる。(格式の一番高いホテル、古くて海に近いホテル、デザイナーズホテル?? )レストランもおいしそう光線を見分ける。人が入っているか、活気があるか、ロケーションがたまたま観光客受けしているのか。但し、月曜日は臨時休業もあるし、夏に1ヶ月休む場合もあるので、要注意だ。


 

<昼飯に悩む

 どうも良い店見つからず。結局、迷ったあげく、ピザのテイクアウト。ちょっとアラブ風のお兄さん。シシカバブーなどを注文する人が多い。近くで水もゲットし、ホテルの部屋で食事。サイズを間違え、明日の朝食と化す。値段はまぁまぁ。新鮮なだけに美味しい。お国柄、のんびりしているのか、昼飯は要注意ではある。


 

<午後はグースカピー>

 今回の逃亡はあくまでプライベートなので、書類もなく、ずいぶん楽だ。荷物が半分で済むし、緊張感が違う。2、3コネで会う以外は、その日に日程調整が可能。ということで、ワインもほど良く、寝る。すっかり夕方まで寝込む。時差ボケ調整。結果、昼からの商店街散策はパスした。


 

<O>

 夜はこちらの洒落ものが通うというレストランヘ。チリ産のカベルネを頼み、スープとビーフ。