海外逃亡顛末02#4
逃亡記〜北欧三国逃亡記
永遠なる無駄遣い


(2)デンマーク



<5時起き>

 白夜は都合が良い。朝は早くても大丈夫そうだ。


 

<MTV>

 見るテレビもなく、もっぱらMTV。日本のは下手な司会者が日本のヒップホップシーンを紹介するが、朝だけでもいいから欧米式で流行を流してほしい。mtv.comにアクセスしたい。MTVニュースとかあって楽しめるようだ。


 

<ストロイエ>

 ダングラデール・ホテル横の道から高級ショッピング?アーケードが駅まで続く。いわば、銀座仲店商店街みたいなもの。観光客が多く、とてもではないが入店は出来ない。店を出た瞬間に良いカモにされそうだから。ぶらぶら朝から中央駅方面へ。朝の9時過ぎ。店の人が開店準備中。駅から15〜20分かと思い切や、35分かかる。途中、チボリ公園や開店30周年のハードロックカフェなどを通る。


 
<コペンハーゲン中央駅>

 チボリ公園横。裏手は危険らしく、行かない方が良いらしい。北欧は治安が良いのだが、スリ、置き引き、麻薬、売春などは駅周辺で行われる。ということで、駅周辺のホテルはパスしていた。駅構内は清潔。ただし、チボリ方面からだと、駅の端から入るので、チケット売場がわかりづらい。国内売場と国際売場があり、最初間違って国内売場へ。国際売場う途中、回転扉で後ろから来た若者が怪しく扉を止めた。残念ながら、こちらのリュックは皮製でストラップでしっかり止めてあるためか何もできず。変な行動をとりつつ、どこかに消えていた。普通、受け付け番号札を取るのに、ゴミ箱から適当な番号を握り、きょろきょろ。なんだこいつという感じ。待ち時間少々でスカイレールパスのチケット書き換えと1等席の座席予約を完了。(3ヶ所、2000円程度、でも確実に座れる)。


 

<スカンレールパス>

 スカンレールパスは2ヶ月間有効。5回乗り降り可能。ただし、使い始めにパスポートのコピーを見せ、パスポート番号を記入し、スタンプを押してもらう。海外で購入が条件なので、日本で手配が必要。アメックスで済ませる。一人38000円。


 

<ヘルシンゴ>

 列車で1時間のヘルシンゴへ。クロンボー城。駅から徒歩10分。駅から城が見えるので、行き方は簡単。駅出て、左側にはインフォメーションがあるので、資料を揃えてもよい。
  ここはシェイクスピアのハムレットの舞台。自分の父を叔父に殺されたことを、亡霊として出てきた父に知らされたことから、策略を企て復習を誓う。頭がおかしくなったということにし、オフィーリアが心配し、やがて自殺‥。という城なのだが、教会と城の2階、3階の見学以外に地下牢というのがある。(有料)


 

<地下牢>

 よく知らないでキップを購入し、美術展示だと思い参加したら、いきなり地下牢ツアーだった。これが結構暗くて気味悪く、天然のオバケ屋敷状態。小さな幼稚園児とか小学生は恐がっていた。陽気なアメリカ人とあうんの呼吸で幽霊の声とか出すと、北欧人に嫌がられるのでやめましょう(おいおい)。


 

<教会>

 教会のタイルとかシャンデリアとか彫刻が結構綺麗。説教台とかも豪華だったが、逆光でわかりづらく写真は断念。


 

<王宮>

 予算不足か、警備が少ない。ということは、あまり高価なものはないということだ。唯一タペストリーには警備が。たぶん、フラッシュあてると変色するし、飲み物かけられると大変だからか。あとは王女が食べていた料理メニューと食卓にガラスが被せられていたが、これもオーストリアに比べるとちゃちい。城から海が見えたことぐらいか。どうりで水浴姿の家族連れが多いわけだ。ま。日本でいうと鎌倉か小田原城に来たようなものか。