海外逃亡顛末02#4
逃亡記〜北欧三国逃亡記
永遠なる無駄遣い


(2)デンマーク



<酒売り場>

 ヘルシンゴ駅の脇には船乗り場。このあたりは、酒が安いらしくいくつか箱ごと買い付けるようだ。散策した町中にも箱を重ねた酒屋が多く、ついつい購入(おいおい)。


 
<トイレ>

 男子トイレの小さい方が馬小屋の水飲み場のようである。安全管理上ビデオで撮っているというサインがあったが、デジタルでぱちり。仕切がないのと、その台の上に乗ると水が出てくる仕掛け。誰もいなかったから良いがなんだか恥ずかしい。


 

<ヒヘロド駅>

 ヘルシンゴから普通列車が出ているというので、予定を変更し、ヒヘロド駅のフレデリックス・ボー城へ。小田原から箱根に行くようなもの。30分かかる。こちらは、徒歩15分ということだが、炎天下、疲れているので、駅のキップ売り場で地図もらい、バス便をチェックして乗り込む。小銭の払い方は20クローネとかきっちりになるまで、コイン毎の大きさのところへ。停留所で5つぐらいで目の前に。親切な運転手だったので、降りる場所で教えてくれと頼む。


 

<フレデリックス・ボー城>

 こちらは水に浮かぶ城。どちらが良いかといえば、こちらが好きではある。どちらも、クリスチャン4世が建てた。建築王とよばれる。火事で焼け、ビール王のカールスベアが私財を投入し、見事復活。噴水の銅像が迎えてくれる。入口からの表情はなんだかスペインのセビリアに似ている。裏庭からの景色は特段素晴らしい。大広間とチャペル(こちらは火事を免れた)。オーディエンスホールは白い廊下の奥にあり、とても綺麗。丁度品も高級感溢れる。各階の入口でやや迷うの以外は完璧だ。


 

<ダンスクデザインセンター>

 チボリ公園の反対側、市長舎横にある。雑誌に書いてあったので期待していったけど、たいしたことはなかった。がっかり度最大。


 

<カフェ>

 昨日、多くの人が戯れていたカフェへ。ここでは、ジャズフェスティバルの一環で演奏が連日21時からあるようだ。外で学生とかが静かに座り演奏を聞いていた。あまりに暑いので、ホテルに戻る途中に立ち寄りビールを一杯。ついでに中を撮影。この近辺、代官山とか原宿っぽい印象がある。小奇麗。ジャズが流行っているのは、昔、黒人が人種差別のない国として多く移民してきたからだという。到着した日曜日からちょうど1週間、フェスティバルだった。


 

<ホテルのバー>

 二つの城に無理して行ったので、疲れがピークに。夕方に戻り夜まで寝る。疲労こんぱいで、何もできず、ホテルのバーで簡単に済ませる。フローズンマルガリータで気合いを入れ(おいおい)、オニオンスープにハンバーガー。腹を満たし、ふたたび寝る。朝までぐっすり。