海外逃亡顛末02#4
逃亡記〜北欧三国逃亡記
永遠なる無駄遣い


(2)デンマーク



<ローゼンボー城>

 出発が昼なので、午前中の空いた時間で、ホテルから徒歩5分の城へ。公園が隣接しており、散策。城の裏門にサル顔のライオン。どうも愛嬌ないが、口を閉じているライオンと開いているライオンが対のようだ。なぜ、愉快な顔かは不明。公園のトイレがとてもユニークなデザイン。テントみたいな形に色使い。


 
<軍隊のマーチングバンド>

 早朝から軍隊の音楽隊の練習中。メドレー。「オオカミなんて恐くない、恐くない‥。」でもその狼はロシアかドイツだったりして‥。ちょっと弱そうな笛がピーヒャララ。だいじょうぶか。


 

<中央駅26番ホーム>

 このホーム、一番端にあり、エレベーターを乗り換えて行く必要がある。けっこう面倒。やや不安になるところにある。で、前の列車が5分遅れで到着しても、表示はストックホルム行きのX2000に変わらず。どうなっているの。中近東の金持ちやら、アメリカの夫婦やら、日本のツアーやら、全員そわそわ。


 

<直通が乗り換えに>

 当初は10時半の列車を予定していたが、12時36分発なら直通ということで変更した。それが、待てど暮らせど来ない。他の乗客もそわそわしていたら、来た列車は途中で乗り換えることになったようだ。だったら最初の予定で2時間余裕があったのに、ムダな朝を過ごしてしまった。でももっと大変なのは、団体連れた阪神旅行の添乗員さん。皆さんトランクだから、もう乗り換えとなるとポーターいないから、添乗員では対応できず。結局、中高年のご一行のおじさんと仕切おばさんらが大活躍して詰めかえていた。でも列車のなかを大きなトランク動かし、失笑を買っていた。やれやれ。「旅の恥はかきすて」って誰が作った言葉なんだ。次の世代が後ろ指さされているのに。


 

<指定席は快適>

 1等は指定席でけっこう快適。食事やコーヒーがつく。ヘッドフォンも。日本でも新幹線のグリーン車は独占なんだから、この程度のサービス必要でしょ。すくなくとも東京大阪間はおしぼりだけではなく、コーヒーとヘッドフォン求む。誰も言わないのは変だ。ということで、机もあるので、ワイン飲みつつ、午後のひととき、逃亡記を書いているのである。スタッフからは連日、帰国後のアポの確認が入り、早くも7月末に北海道知事とのミーティング調整だとさ。仕事は忘れられないのではなく、忘れさせてくれないのでは??


 

<立ち往生>

 あと、45分ほどで到着という時に、すれ違う予定の鈍行が到着せず、45分間も待つことに。日本でいう新幹線に乗っているのに信じられない。まあ、周りの景色もいいし、今日は朝から色々あったので、のんびり待つことにした。そして、だらーーーと待って45分過ぎたら、列車が2本すれ違い、ようやく出発。30分後、ようやくようやく中央駅に到着。