<中央省庁役人からの依頼>
海外出張中だというのに、緊急電話が多い。スタッフが用件を伝えてきた。中央官庁からの依頼。助けてほしいらしい。既に予算を執行し、地方(地元)シンクタンクが取り仕切っている案件。委員の先生も決まったのだが、よいアイデアが出ない。二束三文で助けてほしい。おいおい、シンクタンクはナレッジ勝負なのだから、そこで予算付けてくれなかったら、どう生きていくのか。昨年も同様のケースで助けたので、今年はしっかり断った。「スリーストライク・アウト」の原則である(注:二回ピンハ
ネしたクライアントに三回目をあたえない独特のルール。二回続くのは三回目があるので、パスするのだ)。別にペコペコする必要なし。これもブランド確保のためですね。ご理解を。ということで断る。良い役人は育て、しょうもないのは無視する。そうでしょ、手柄はあんたらのものだ。日本の未来のために断った。「え?断るの?」だってさ‥。だはは。爽快だ。
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