海外逃亡顛末02#4
逃亡記〜北欧三国逃亡記
永遠なる無駄遣い


(4)ノルウェー



<アドミラルホテル>

 ようやく到着。21時回る。ホテルは着いた岸の側。ブリゲン地区(世界遺産、ハンザ同盟の拠点)を眺められる港の対岸のホテル「アドミラル」に宿泊。海側の良い部屋を予約。なかなかの展望。
 ここ、クラリオンとアドミラルなる隣接ホテルが吸収合併したのか、あちらあこちらのホテルガイドや旅行代理店で混乱している。着いて確認すると、たしかに隣接している同士がくっついているような展開。眺め良好の最上階。バストイレから窓があり。外を見られる。
 ただし、このホテル、正確には701なるペントハウスがさらなる上にあるのだが、そこはまさに屋根裏で螺旋階段で上がる場所にある。



(クリックすると、パノラマでご覧になれます。)

 
<港周辺のレストラン>

 白夜なので、21時ぐらいはまだ夕刻どき。港をぐるりと回り、レストラン探し。LIDOなるレストランが気になり、近くにあったので見にいったが、港の展望が良いだけ。ディスプレイもいまいちだったので、パス。港の市場横にあったシーフード屋さんもいまいち。ということで、疲れていたし、目指すは翌日の晩飯に取っておいた最高級レストラン。


 

<エンヨウニンゲン>

 遠洋人間?栄養人間?と読めてしまう。一角獣のことのようだ。いわゆるユニコーン。二階にある。薄いベージュの建物。一階はバー。入口はわかりづらい。2階。押して入ると、いきなりテーブルがあり、飯食う優雅な人々。魚スープとオイスター4つと魚三色グリル(これにはサフラン系ライスがついていた)、白ワイン(ハーフボトル、ソアベクリシコなんだけどやけに高い)で750クローネ。1万円。まぁ、一人ならば量的には多いだろう。魚スープはややしょっぱい。
 さすがに入口近くだし、遅めの飯だったので、カメラ持参せず(上記写真の撮影は翌日の昼間に補足した)。内装は歴史あり、まぁ良いのでは。写真とか古そうだ。一角獣という店名は、通りの名前と同じだった説と、建物の作りが、船と同じ仕組みで、骨組みとして奥に向かい、一本長いのが天井に入っているからという説があるそうだ。どちらにしても、百年の歴史でようわからんそうだ。


 
<カラオケ>

 21時半にレストランに入ったのだが、22時すぎるとなんだか騒々しい。フェリーで到着した観光客もそろそろ食べおわった頃、おいおい、一階のカラオケから唄が。MTV風のDVDの音楽にのせ、マイク片手に懐かしの英語の唄を歌っているのだが、下手くそ。せっかくの雰囲気も台無し。ちかくのテーブルのおじさん達もゲラゲラ笑っていた。


 

<ホテル朝食>

 欧州ホテルの典型。一階奥に朝食コーナー。高級ホテルなのに、朝食の内容はいまいち。適当に食べる。トマト味のサーディンが美味。あとはパンぐらいかなぁ。卵はいまいち。ハムはしょっぱい。こちら風にサンドイッチにするとまぁまぁか。味はスイスの方が好きではある。


 

<とうとうアダプター購入>

 ホテルにアダプターがないというので、しかたなしに購入。なんか馬鹿でかい奴が最後の一個というので購入した。使いやすいのは確かだが。もうこれのコレクターになるかなぁ。ふーむ。


 

<ブリッゲン地区>

 世界遺産に指定されている地区。本物は石造りだが、そのすぐ横の木造もかなり古い。昨日行ったエンヨンニンゲンもこのなかの一店舗。裏手にバーとかがある。個人的には好きではない場所。もっと古いのかと思っていた。


 

<ラディソンSASホテル>

 ブリュッゲンすぐ横にある。便利なホテル。チェーン展開でも高級な方か。三角屋根。デザインは悪くない。トイレを借りる。なかに、コンドームの自動販売機。こういうところで売っているのは理にかなっている。