海外逃亡顛末02#4
逃亡記〜北欧三国逃亡記
永遠なる無駄遣い


(4)ノルウェー



<晩飯は中華>

 川奧楼(ダイナー?)なる高級中華へ。昨日出向いたコンチネンタルと同じ並び、ワンブロック駅側にある。昨日雰囲気はチェック済み。19時半でほぼ満席。間違いなし。日本のガイドには出ていない。何故?10年前開店?オーナーは香港。フュージョンと呼んでいたが、少しフレンチテイスト。店構えで入ったが、ビンゴ。
 スターターの焼き餃子とキングクラブのヌードル添えは良好。ホットポットはライト味でもかなり辛いので留意。ビールで始めて、ミュスカデの白ワインハーフボトルで完璧だ。500クローネ。サーブしてくれた子はオスロ大学の学生。経済を学ぶ。ベトナムのボートピープルの子で79年に1才。とても良い子。将来は会計士になりたいらしい。がんばれーー。アーネストヤングかKPMG希望だとのこと。夢と希望。努力、謙虚さ、いいですねぇ。


 

<列車でオスロ空港に>

 オスロ空港直通列車「フライトゲット」160クローネ。オスロ駅から30分弱で到着。ただし、ユーロパスは使えず。


 

火災警報が空港内に鳴り響く

 駅から直結のエスカレーターに乗る瞬間に、空港全体にアラームが鳴り響き、エスカレーターが使用不能に。全員、従業員含め、空港外に出される。消防自動車出動。15分ぐらい探索し、無事解除。なんてこったい、今回は火災報知機に縁が深い。


 

<タックスリファンド>

 シールをはがさないのが前提で結構面倒。セキュリティチェック前ならば、左手奧角にある。ここはスタンプを押すだけ、荷物を持ち込む場合は、セキュリティチェック後、左の国際便へ。ゲート34あたりの横にある。しっかり商品を確認され、未使用であることを見極めるので面倒。北欧三国の他の国での購入商品への確認が厳しい。越境していんちきする人が多いのか。でもいずれEUに加盟したらどうなるんだろう。混乱するんだろうなぁ。だから田舎都市はまだまだEUコミュニティに加盟しない。あとは没落貴族(英国)もしないだろうなぁ。我慢ならないもんなぁ。


 

<免税店>

 免税店は巨大だ。酒、化粧品、タバコに始まり、電器、カメラ、ノルウェー的な土産まで。1%ぐらい免税になる。ただし、サーモン系は免税店ではない。このあたり、よく確認必要。最近思うのは、免税の方が定価が高いのだから、市内で購入した方がお得ということ。ブランド品以外は特に食品はそうおもう。


 
<キックボード>

 空港従業員はキックボードで移動。もっと荷物を運ぶための荷台が大きいのもある。足で蹴るタイプ。とても便利そうだ。でも痩せていない人が多いので運動効果はいまいちか。


 

<茹でたエビとシャルドネ>

 色々時間を潰したが、2時間もまだ時間が残ったので、午後のワインとしゃれこんだ。茹で海老は、甘海老塩茹での唐辛子入りでピリピリのプリプリ状態。シャルドネがまた良い。なんともいえない味に感謝。至福の午後である。空港内のサーモンハウスにて。


 

<SAS(SKとも呼ぶ)>

 2時間弱のフライト。行きもそうだが、どうもSASは人種毎に囲うことに熱心なようだ。かなり早く5時間前には荷物預けたのに、おいおい、席は最後部の一つ前。いちばん後ろはインドの方だった。たまたま?ということにしておきましょう。ちなみに、行きは後ろに韓国の団体ご一行、横から前にかけて日本のご一行様だった。おいらは個人旅行。それらがすべて同じ敷地内にごった煮状態。だから外国の航空会社は利用しないんだな。被害妄想ならご免ね。でも確率的には相当高いのであしからず。


 

<スキポールのトランジット>

 言わずと知れた巨大空港。1時間20分の間にトランスポート先探し、パスポートコントロールを潜り、チケットカウンターに行くのに、1時間は大げさだが、かなりのロス。残り30分では何もできず。2年前の動く歩道の工事は終了し、ネットにアクセスできるコーナーができたりしてるが、まだまだ外では大がかりな工事が行われ、ハブ空港としての実力を不動のものにしたいようだ。
 カジノは別に珍しくなく、むしろBOSSなどの免税ストアが充実していることが嬉しい。パスポートコントロールを抜けたら、大きな寿司バーがあったり。たしか、昔はキャビアかサーモンのシーフードカウンターだったような。欧州での日本食ブームを反映か。でも巨大過ぎて、端からかなり歩いたなぁ。疲れた。