海外逃亡顛末02#4
逃亡記〜北欧三国逃亡記
永遠なる無駄遣い


(4)ノルウェー



<日本航空の搭乗ゲート>

 子供達を先に中に入れるのは良いのだが、どうも半官半民気質が抜けていない。最近、ビジネス客軽視甚だしいのだがどうしたのだろう。ANAに乗り換えようかな。ちょっと考え直した方がよいよJALさま。だって、最近のビジネスラウンジ混んでいるし、トランジットでギリギリの搭乗客がわざわざ、あの2階のビジネスラウンジまで行くかいなぁ?エコノミーでごったがえすなか、あきらかにビジネスネチケットもった大人の紳士達を見てみぬふり。再度パスポート出して、名前とチケットが一致するのを確認するのはいいけど、別に役人でもないし、不特定多数の前で名前読みあげたりしてどうするの。たしかに日本語の旨い女性使ってましたが、現地職員は大声で名前を読み上げ、ややデリカシーに欠けていました。おいらは混乱を避け、ずうずうしく、さっさと中へ。


 
<日本食>

 ひさびさの日本食。見ためは綺麗なんだけど、鰻は固いし、美味しくない。蕎麦はカチカチ、やや無理がある。食べた感想をアンケートする必要がありそうだ。最近、トランジットではANAの国際連携が便利だとも考え始めているし、JALの欧州便でのエコノミー待遇や差別的な座席を体験するにもうどうしようかなという状態。全日空はもっとよい事業戦略あるんだけどなぁ。マーケ担当はこれ見ていたら、連絡くだされ。(ちなみに、昔東京新聞で某知人の全日空でのマイレージに関するサービス対応書いたら、広報部から直に電話で事態説明とお詫びがあった。このコラムをチェックしていることを期待したい。)


 

免税

スタッフへの土産を購入しようとしたらどれも売り切れ。もっと入れておくなり、ないものはシールはっておけばよいのに。ちょっと文句を言ったら、中堅どころのスッチーが後から謝ってきた。でも本当は、一緒にいた若い方のスッチーが後ろの方の席の人から確保を頼まれた商品を奪っていったのがセコセコしていて、ゆったりしていないから憤慨していたのだ。あ、別に物欲が強いのではなく、教育上の対応です。

ディオールの携帯ストラップ

もっとも気になる商品は、ディオールの携帯ストラップ。コーラのフタ(コーラの瓶の蓋ですな)みたいなのが栓抜きで開けたためにつぶれたようなデザイン。ストラップの先がいまいち長いのとディオールと蓋の意味合いがわからないのだが。シルバーメッキなのか?6000円。JALのオリジナルデザインらしい。ちょっと質感を見たかっただけだが…。(これもANAには是非対抗商品を開発してほしい。良い企画があるので、ANA関係者はご連絡を)

スルーの扱い

帰り便が仕事なしのスッチーは、私服で乗せてわからないようにするか、ビジネスでももっと脇の席に配置するのが良いのでは。もちろん大変な激務だと思うが、組合が強いのか、あの席いいなぁという席が身内に結構割り当てられる。これ国際線だけでなく、国内線でもある。もちろん一般客の目にふれないようという配慮もあるのだろうが、より厳しいビジネスクラスの目でチェックされていることを忘れずに。



 

<機内体操>

 あれどうでもいいけど、セクハラですぜ。この分野はANAの勝ち。JALはバージョンアップしたが、まんなかに体操着おおねえさんはさんで、ビジネススーツと私服の男性挟む必要なし。男性サラリーマンはヘッドフォンしてつまらなさそうだし、これもビジハラ。なんどもいうが最近の中年はお洒落なのだよ。でもって、指導するならば、あのショットでは、おばさんとかおねえさんの乗客が居るべき、あまいな詰めが。そういえば、機内の懐かしソングが最近70年代後半、80年代前半。おいらの現役学生時代ではないか‥。現実に絶句。


 

YW

慌てて書いた連載コラムの「世界時計」が掲載されたYomiuri Weekly機内誌として置いてあった。出国前で苦労していたので、なんだか嬉しい。単純な奴だ。もう時効だからついでに書くと、出国前日にドタバタ書いたのは来週水曜日に掲載されるSAPIO。(アップする頃にはとっくの昔に発売なのでよかろう)いつも時間に追われ、締め切りに追われている生活だがなかなかどうしてやればできるものだ。

どうにか帰国へ

ようやくどうにか帰国の途。今回は警報機作動しまくり。人種差別お兄さんとのバトルしまくりだった。色々、企画書をねったりと充実していたのも確か。実は次回の逃亡の企画も出来上がっていて、仕事が取れすぎたらどうしよう。ま、優秀なスタッフが育ってきたのでどうにかなりますかな。最近、大学院生、大学生が就職や院の受験、さらにはプロジェクトの手伝いで成長著しく、珍しくここで誉めておこう。ということで、帰国するとさっそく、企画書を清書して、来週からはアポいれられまくり。逃亡の間隔を短くしないと身がもたない。では次をお楽しみに。