トップへ


こちら情報局


「からむニスト」
『東京新聞』
02年11月30日付
こちら情報局

バンキシャ

 日曜夕方の報道バラエティとして日本テレビが力を入れている「バンキシャ」。菊川怜をキャスターに迎え、ファイヤーでお馴染みの福沢アナがサポート。
 
 内容的には少しずつ良くなっているものの、せっかくの菊川怜の使い方が間違っている。
 
 それは、取りも直さず、福沢アナの責任ではと感じる。
 
 バラエティ番組で弄られ過ぎたのか、辛口のつもりの一言がひねくれてしまっている。もっと立場をわきまえてほしい。
 
 前回は、最後の最後に一言、私を除いて、全員東大卒ですというコメント。番組中でも散々菊川怜が東大卒の才媛だと、誉め殺しを展開した。
 
 それって優秀なライバル達に勝ってアナウンサーになった自分へのご褒美のつもりなのか?
 
 慣れないキャスターの彼女をサポートするのも、彼の仕事のはずだ。
 
 偏差値弊害などと報道しているのに、バラエティは何でもありなのですか。