トップへ


こちら情報局


「本音のコラム」
『東京新聞』
00年9月1日付
こちら情報局

通販

 勤務先がフレックスタイムを導入しており、職業柄深夜勤務が多いこともあり、朝はのんびりテレビを付けていることが多い。気持ち主婦感覚で見ているが、どうにも気になる商品を二つ取り上げる。

 まず一つは、「金魚運動」。商品名は差し控えるが、類似品が幾つか登場しており、ちょっとしたブームとなっているはずだ。

 金魚運動は、有酸素運動らしく、厚生省認定は当社だけとうたっているが、どうも登場する医師は有酸素運動とはジョギング、水泳、サイクリングであるとの説明をしているだけ。金魚運動がそれに該当するとは言ってないようにも聞こえる。私の気のせいか。

 ところで、運動不足の身に腰だけをゆらゆらさせても、腰の悪い人にはさらに負荷がかかり痛めることになりはしないかと考えていたら、別のメーカーからは回転板付きのバージョンが登場した。

 その類似品だが、1万円強とオリジナル?の3万円よりもだいぶお得感がある。パテントはどうしているのだろうか。機能も含めどんな差があるのか、気になる。

 できることなら、ちょっとふっくらしたモデルさんの使用後をもう一度流して、効果を説明してほしい...。

 さて、もう一つの商品はサンバイザー。ツバの部分が大きく、サングラスではないが、透明のスモーク使用になっている。

 日差しを避け、ゴルフや草むしりに最適、買い物のお供ということだ。ちょっと個人的には趣味が異なるが、結構流行っている。

 サンバイザーをおろすと、ソニーのアイボのような風貌に見えてしまうのだが、犯罪者が目だし帽替わりに使わないか心配でもある。

 で、日避け効果だが、被らないよりはマシだけど、地面からの反射はその構造では防げないと突っ込みを入れたくなるのは私だけ?