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仕事で月に一度は飛行機を利用しているが、先日搭乗した際に好物のコンソメスープが出せませんと言われ、ここでも過剰反応かと嘆くことしきり。
キャビンアテンダント(いわゆるスチュワーデス)に聞けば、安全確認はしているが、お客様に無用な心配をかけさせないためだという。 そうなんだようなぁ。日本では政府も企業も国民や顧客のレベルを相当低く見積もっているらしく、いったん何かが発生すると、これでもかと事後対処を完璧にする習慣が身に付いている。 でも一方で、テロ対策は、米国追従の国際貢献に一生懸命で、国内対策となると今のところまったく手つかず。 ようやく民主党が航空業界へのサポートを申し入れたようだが、損害保険業界も何とかしなくてはならないのではないか。例えば、来年以降高騰するであろう再保険市場を補完する機能は要検討だ。 狂牛病の話に戻れば、行きつけのカレー屋ではビーフカレーが出せないでいる。アフリカを放浪して会得したというマスターのこだわりが何とも好きで通っているのだが、どうしてくれよう。残業の時によく行く会社近くのイタメシ屋。定番の「薄切りステーキ」はあるかと聞けば、「あるよ」という答えが返ってきて、何だかホッとした。 日本は相当おかしなことになっていやしないか。
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