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高齢者が日本に居住する人の四分の一を占める大高齢時代がやって来た。
日本テレビ系列で放映中の雷波少年なる番組内に鮒子というキャラクターが出てくる。自転車に乗り、一円でも安くチラシの商品をゲットするというデフレ時代の主婦魂を表現した、明るくたくましい未来を築く教養コーナーだった。(誉め過ぎか??)。 そのシリーズが終了し、今は結婚式の披露宴で欠席者がでた場合、披露宴用の食事が捨てられるのはもったいないということで、親族?の一人として鮒子が参列し、祝福するという内容だ。全国を自転車で爆走し、九州から北海道へ北上中。 ところが、実は最近、模倣しているのではと思しき「鮒子族」を複数目撃。いや、昔から鮒子的な振る舞いの人は多かったのだろう。 有名な観光地を爆走し、都心の雑踏を縫うようにして進む鮒子を地で行くような人々に遭遇。 具体的には、母親が子供を自転車に乗せ、買い物かごに荷物を満載し、爆走するというもの。さらに悪いことに、勢いよく商店街の角を曲がりつつ、うろたえる通行人に「ボヤボヤするな」とでもいいたげなベル音や睨みをきかせ、非常に不快である。 番組は番組としてあくまで楽しみつつ、実社会でどれだけ迷惑をかけないかは、地域社会に暮らす私達の責務だ。 日没後の無灯火や路地での信号無視。冷や汗をかく機会が増えた。子供たちの教育のためにも、改めたいものだ。
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