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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末記 '99#1 ダラスからフロリダへ
永遠なる無駄遣い

(5)おまけの愚痴の数々

<ダラス空港での混乱>

 恒例の辛口批評。行きの便では気が付かなかったが、JALのダラスも始まったばかりを通り越して、最終搭乗口がぐちゃぐちゃの状況。


混雑するダラスのJAL。カウンターではなく、最終搭乗口。
幾らなんでもコレでは次は乗りたくない。
シカゴ、シカゴ、シカゴの全日空に持っていかれるぞ。

 まず、ビジネス利用のお客様用のラウンジを確保していない。AAが支配するダラス空港では、完全にお客様状況なものだから、大韓航空やらルフトハンザやらブリティッシュ・エアと同じゲートを利用していた。もう本当ぐちゃぐちゃの状況なんですよ、お客さん。

 ダラス到着便は予定より30分早く到着していたにも係わらず、何故かしら45分以上遅れて搭乗を開始。

<AAへの委託でAA側の横着な対応が見える>

 それまで殆ど説明なしに、搭乗名簿者のすりあわせを何度もやっている姿を目撃した。
 遅れる原因は、AAに委託しているがためのコミュニケーション不足。
 事態を把握している熟練スタッフは一人のみで、これでは間に合わせのぶっつけ本番で、私ら乗客がトレーニングの材料にされているだけではないか。

<免税店の動作が遅れの一因>

 もうひとつの遅れの理由は、小さな免税店に殺到する日本人乗客の最後の買い物を、僅か2名の免税店のスタッフでさばくことに由来している。飛行機搭乗直前に手渡すのだが、支払い等で大幅に遅れると、結局しわ寄せが免税での買い物をしていない乗客に来てしまう。
 このあたりも暫定的な使用であり、そのうち改善するとの回答を頂戴しそうだが、早く手を打った方が良いと思う。

<バウチャーの使用範囲の拡大を>

 そうそう、ビジネスクラス以上の利用者がラウンジを利用できない替わりに10ドル分の食事券を頂戴したが、飲み物には使えない。どうせ搭乗後に食事が待ち受けているのに、バウチャーでのアルコール飲料の支払いが出来ないため、殆ど使い道がない。ご存知の通り、米国ではコーラ類は1ドルでお変わり自由だからだ。

<ダラスはよほどの事が無い限り、もう少し様子見だ>

 結局、大きな空港を利用した方が、しっかりした免税店での買い物が出来るし、わざわざAAの本拠地の最も端っこに間借りしているところまで、長い距離を移動しないで済むし、ダラスは使わない方が良いとの認識に至っている。

(了)


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