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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末01#3
NY逃亡記〜今度の逃亡は長いのだ....
永遠なる無駄遣い


(1)成田出発...機内にて


<出発進行>

 いやはや荷物が重い。でかいトランクを引きずり、サッカー選手が担ぐようなのがもうひとつ。それに昨年欧州で購入した茶色の革のリュック。首が痛い。肩が痛い。で、月曜日の満員電車の先頭車両に乗り込む。

 箱崎のチェックインは鬼門だ。「ラウンジはご存じですか?」ってあんた、いいかげんにせい。いくらエコノミーからのアップグレードだからといって、ビジネスクラスとかラウンジを知らないわけではない。ラウンジがいくつもあるので、ちょっと困った顔をしただけだ。ほかに聞き方ってものがあるでしょ。

 あ、そうそう。今回は乗らなかったが、ANAの荷物検査はスペースの関係上、限界がある。前回も書いたが改善されていない。リスク管理の専門家として指摘したからね。事故が起きてからでは遅い。でも、親切にいちいち言うつもりもないので、あしからず。担当者は日頃からネットでこういう指摘をよくチェックすべし。

箱崎からはいつもの様にリムジンバス。



<銀行振り込み>

 海外に行く前というのは、結構忙しくて銀行に行く時間がなかったりするものだ。で、空港で振り込みがある人、第2ターミナル出発ロビーのすぐ下のフロア、一番端に東京三菱のATMがある。  

 郵便局でいいのなら3階の出発ゲートの壁側にもある。ただし、3階のATMは郵貯か第一勧銀のカードでの振り込みしかできず、現金振り込み不可なので留意。まったく世話がやけるわ。貴重な時間を損させるな。


<ビッシーソワーズ>

 さて、飛行機は無事成田を飛び立ち、食事の時間。いつものように和食を注文。
 でも今回はちょっとわがまましてみた。洋食についていたビッシーソワーズをお願いしたのだ。
 するとキャンセル分ですと言い訳しながら持ってきてくれた。そんなこと言わなきゃ完璧なのに。それとちょっとしょっぱかった。もしかして塩入れられてたりして(笑い)。




<おばさんスッチー>

 最近はNY便のおばさん度が激しい。逆に若いスッチーを国内線に振り分けることで国内を強化中のようでもある。
 誤解なきように言うならば、年輩の彼女らの方がサービスの質は高く、長く働く方が健全な会社であるともいえる。頑張れおばさんパワー。なかには美しい方もいる。でもその優雅な人達の比率が下がっている。
 あのーー、替わりに採用したシンガポールスッチーはタイ人スッチーほど優秀ではないよ。質問した限りではシンガポールエアがきついのでJALに就職しているようだ。

<懐かしソング>

 機内での定番の過ごし方と言えば、音楽を聴くこと。今回は、オジサン向け懐かしソングにはまった。80年代のアイドル系だ。
 当時は結構馬鹿にしていたのだが、何だかんだ言って耳に染みついているようだ。
 早見優「夏色のナンシー」とか河合奈保子「夏のヒロイン」とか松田聖子「裸足の季節」とか、もう一度リバイバルが来るのか??もともとのメロディの良さが歌唱力を越えて影響しますな。

<ヘッドフォン>

 ファーストクラス用のヘッドフォンに久しぶりに遭遇。これをすると回りの換気の音が消える優れものだ。実は、ビジネスクラスに座るということはエアコンとかエンジン音が異常にうるさいということなのだ。
 国内線で使えるかテストするつもり。おいおいギルなよなぁ…。
 ちなみに、このノイズリダクション付きのヘッドフォンはBOSEでも売っている。



<使いづらいぞこの端末>

 最近は座席のエンターテイメント機能を売りにする航空会社が増えているが、ゲームだとか映画だとか音楽だとかごたごた付けすぎだ。サービス低下だぜ、まったく。音楽の音とびがすごいし。

 音楽を聞きたいときに聞ける、映画を見たい時に見られるというのはいいのだが、もう少しタッチパネルを使うとかできないのかな。だいたい、ビジネスクラスでゲームやる人なんているのかいな。と文句たらたら。