GW明け、街のあちらこちらで車の安全を確認する警察官を見かけた。
が、出来れば、もう一歩踏み込んで、昨今の自転車・バイクのマナーの悪さをなんとか出来ないものか。住宅地から公道へと「わがままし放題の無法地帯」が拡がっている。
まずは無灯火。夜の都心を運転していると、ひやっとさせられることがある。住宅地だけかと思いきや、公道でも。それも自転車だけではなく、バイクですよ、バイク。もはや危険とか危険でないのレベルを通り越している。
理由は、街中が明るくて点灯しなくて良いからか。あるいはめんどくさい、すぐそこまでだから・・・。さらにはファッション?と勘ぐりたくなる。
どうせなら自動点灯、強制点灯しないと運転できないような「強制鍵」をつけて欲しい。努力目標ではなく、強制的にしてほしい。乗りたければ、点灯。
同じことはブレーキランプにもいえるのだが、あの反射板では昨今の明るすぎる都心ではあまり意味がない。これもチカチカ点滅を義務付けてほしい。安全のための最低限の条件として、定着を目指すべきだ。
次に信号無視。タクシーに乗っていたら、目の前の交差点を自転車が全力疾走で横切った。けっして幅の狭くないバス通りにもかかわらずである。
「もうこうなるとロシアンルーレットみたいですよ」と個人タクシーの運転手さんは嘆いていた。
携帯電話で話しつつの自転車などは可愛いもので、バイク運転しつつの携帯メールもある。それも都心の雨の夜道。死ぬ気の恋でもしているのか、なぜメールを必死に書いているのか聞いてみたい。
三車線の国道は、毎度のことながら、右に左にバイクが駆け抜け、入ってはいけないトンネルを抜けていく。渋滞スイスイでも、先のカーブで転んで痛いことを、JARO(公共広告機構)でフォローしてほしい。ドラマ仕立てでバイク爆走シーンの事故など、映像で印象付けないと。「かっこつけすぎ、事故の元」だ。