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永遠なる無駄遣い


永遠なる無駄遣い
コートダジュール、パリ 1997

(3)モナコ - 3/4


<昼前の閲兵隊交替式>

 早々にモナコ王宮到着も、水族館でだいぶ時間を使ってしまう。12時前の閲兵隊の交替式を見たくて、王宮前に急ぐ。途中、郵便局を発見。チャイニーズ系のモナコ人?発見。愛嬌があって、映画に出てきそうな風貌にパチリ。あとは、切手を買っている最中に盛んにチョッカイを出してきたワンチャン。郵便局のおじさんには習性なのか盛んに吠えていたのに、私にはしっかり言うことを聞いてくれて、ごらんのポーズ。

 昼前の閲兵隊交替式は、外国人観光客の期待が大きい。30分前から人垣が出来、ベストショットを逃すまいとの熱気ムンムン。でも残念ながら、それほどのものではない。炎天下で待つだけ時間の無駄だと思うので念のため。

<イタリア中年男のマメな口説き>

 涼しさを求め王宮の見学へ。英語ツアーとフランス語ツアーがあるが、英語ツアーへ。カナダ育ちのフランス籍のお嬢さんは、2年前からここのガイドをやっている。ん?なんで知っているかって。イタリアの中年男が両親と来ていたのに、ひどい英語で口説いていたので、世界中からのツアー同行者は知っています。でも、ツアーの最中にだよ。説明しているのに、英語がとても旨いだの、チャーミングだのって。米国から来ていた3人の女子大生(或いは女子高校生)はうんざりという顔して、こちらを向いて「ウェー」というしかめヅラ。途中、途中にテープの解説で済む所があるんだけど、「今晩どぉー」としつこかった。これが国民性によるものなのかよく知らないが、映画や小説のイメージ通りと言っておこう。でもねぇ、ツアーの最中なんだけどなぁ。


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