トップへ


永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末99#7
北イタリアで優雅に過ごす

永遠なる無駄遣い

(4)コモ湖 - 3/5


<フェリーで頑張って北上〜ベッラージョ>

 翌日は、多くのアウトレットが休みと聞いて、では天候の良いうち(雨男なので...)にフェリーで2時間のベッラージョまで行くかと早朝から行動開始。


船から見える湖畔のリゾート別荘

 9時20分の船に乗船したところ、後ろの席に犬がいた。ちょっと神経質なワンちゃんで、じぃとぉぉおと睨まれたが、そこは天性のトップブリーダー。無視して遊んでいると、飼い主のおばさんから、この子は咬むから気をつけて..らしいイタリア語を言われ、結局そのばぁさんと仲良くなった。盛んに話してくるのだが、たぶん、休暇で来たとか、ベッラージョに親戚がいるとか、散歩がてら気分転換だとか言われたらしく(ホント、何言っているのか解らないのだが...ボディー・ランゲージ的にはそう聞こえた..)、「シィー(そうそう):と相槌を適度に入れていると、大変満足そうに、同じベッラージョで降りていった。

 ついて早々、インフォメーション(I)はこちらと書いてある標識に従い、降りたフェリー場からまっすぐ延びた階段を上る。半分も行かない所で見つけたライオンの置物(ペア)がとても気に入り、購入。こんな重そうなもの持って帰ってきたんですか?とスタッフからあきれられたのだが、気に入ったから仕方がない。

 最後の一個(つくったのは3つらしい)を20%まけてもらった。値打ちもののアンティークらしいタイルもすすめられたが、霊感が強いのでパス。もったいない..と言われた。


ちょっとガンつけられたコモ湖のワンちゃん

英語が解らず、当方の質問攻撃にタジタジになりつつ、隣の店のイタリア娘に通訳の応援をお願いした店員。とても優しい。

 ベッラージョの町は探索のしがいがあり、とても美しい町。次に来た時には泊まれるようになっていたいと思っているのがここ、「グランド・ホテル・ヴィラ・セルベローニ」。5つ星にLがつく最高級ホテル(5+Lクラス)。温泉があるようだ。


ホテル正面入り口に向かうスロープ