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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末
永遠なる無駄遣い

6/18頁 ★ インスブルク(3/3)

<いざ頂上へ> 

 翌日も、早起き。駅前のバスを乗り継ぎ、ケーブルカー(6-A)発着のふもとに。お嬢ちゃんが家族と愛犬とともに山登りに挑戦(5-C)。途中の動物園で下車していた。




 見よ、ロープウェイからの展望(5-D)。

 ここまでで既にケーブルカー、ロープーウェイと計2つ乗り継いでいる。今日はどうにか雨は逃れられそうだ。


 別のワンちゃんは果敢にも頂上へ。ばぁちゃんと暫し景色を堪能(5-F)。

 ワンちゃんの目に映ったのは、こんな景色です(5-E)(5-G)。


<山岳動物園へ>

 こんなにのんびり観光する人はあまり居ないのだろうが、動物園へ。途中下車する観光客などいないのだが、やはり動物ものとか水族館は外せない。天気もいいし、まぁ行くかと。すっかり白目を向いて寝ていた鹿(6-B)。

 そうそう、王族の昔の狩りというのは、こういう鹿の角を狙ったものなのだが、岩場というか3000メートル級の山々の岩場にへばりついているのだから、そりゃ大変。狩りがスポーツというか、狩りが山登りそのものなのであーる。


 ここを統治していたマクミリアンという顎が長い国王は、狩りの名人だったようで、麓で狩りを見守るご婦人方はワーキャーと大変な騒ぎようなよう。でももしかして、下から見えない通路を作って、駆け上がれるようにしたとか、大きな鹿を事前に捕獲して国王の前に放り投げるとか、或いは近代的な登山技術を習得していたのではと思ってみたりもする。

 動物園というのは、動物を見られるだけでなく、地元の人達の生活のレベルとか家族の接し方が良く解るので、マーケターにはお薦めですね。ワシントンの動物園にパンダ見に行った時など、有色人種で労働層の皆さんがいっぱい居て、その日は水曜日で確か半額で入園できる。そういうシステムに併せ工場も半ドンだったりして。日本でも一律にせず、少し工夫すればいいのにねぇ。それと視察というと、大企業回って、ついでに観光客が訪れそうな場所を視察する役人とか居るけど、プログラム思いつかないのなら、スーパーマーケットと動物園を視察するといい。生活に関連するシステムが解るはずだから。ほれ、チューリッヒでもCoopでパンの購入システムがあったり、空き缶を潰して入れるシステムがあったように、色々勉強になるよ。

 麓に戻ってインスブルクの語源にもなったイン川と橋をパチリ(6-C)。イン川に架かる橋でインスブルクなんだそうだ。撮影ポイントのようです。町中から覗けるアルプス山脈(6-D)。




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