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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末記'98ニューヨーク、バミューダ、シカゴ
永遠なる無駄遣い

2/10頁 ★ ニューヨーク(1/2)

 ニューヨークは予算の関係もあり、あまり良いホテルには宿泊できなかった。まぁ、でも済めば都。観劇にはとても便利なブロードウェーの側にあり、これが遊びだったらなぁという心境。

 着いて早々、一番辛いのは、日本時間の夜中に、チェックインして、食事を確保すること。現地時間では、まだ夕方で寝るに寝れない状況なのだが、機内で一睡もせず仕事をこなすオイラは、外出する気にもなれない。

<最悪のデイス・ホテル>

 いつもなら、グランドセントラル駅に隣接するハイアット・ホテルに宿泊するので勝手知ったるなんとやらで動けるのだが、ブロードウェイの夜は、幾ら市長が安全宣言をして、ポルノを追放しても怖いわけでして、ちょうど新宿歌舞伎町の裏にホテルがあるような場所。

 今回宿泊のデイス・ホテルは、法人契約で取引があるJTBが取ったのだが、ひどいよ、これ。一泊200ドル超だもんね、これで。出張前のドタバタで、アメックスにお願いしなかった私も良くなかったようだ。

 宿泊した部屋の隣は、団体ツアー中のアトランタかどこからかの黒人の皆さんでとにかく「ヘイメーン」とうるさい。どうして彼らは、ドンドンドンとテレビ映画のようなドアの叩き方をするんだろうか?結構、当方イライラの毎日であったのは事実だ。次からはJTBはやめようかなと思っている(JTBの関係者見ているか?改善せぇ)。

 そうそう、でもドイツ系の方も多く宿泊していて、本来はもっとリーズナブルなホテルなんでしょうな。ピンハネされているのか、日本の業者に。




 だいたい、ビジネス・ユースで薦めるホテルの範囲には一定の限界があるでしょうが。プロらしくして欲しいのですよね。プロらしく。こちとらでも調べられるけど、任せているんだから、最低限のことはしてほしい(うーーん、40過ぎたら、辛口辞めておとなしくしようと思ったが、出来そうにないですね.....笑い)。

<二つも頼んでしまったハンバーガー>

 結局、ダイエットするか、ルームサービス頼むか迷ったあげく、ルームサービスでハンバーガーとコークを注文した。ああ、何時か来た道。JAL機内のおにぎりを余分にもって来るんだったとか、ソバデすかい(蕎麦de SKY)というJALのオリジナル・カップヌードルをもらってくればよかったと悔やんだものだ。

 しかし、このソバデすかいというネーミング、勝手にAERAじゃないけど、よく商品名にしたものだ。「おーーい、座布団全部もってけよぉおお」と言われるよ、これじゃぁ。

 それで、注文時に、少しモゴモゴして、チーズ・バーガーと口走ってしまったのだが、もう一度ベーコン・バーガーに訂正し、再度注文したら、ふたつ来た。違うバージョンのモノがふたつ。確かに、聞き方によってはそう取るかとも思ったが、注文の確認もせずに、「あいよ、解ったよ」的にガチャと電話をめんどくさそうに切られた。気にはなったのだが、予感は的中。

 結局、翌日の朝もハンバーガーですぜ。おいおい、40才の誕生日は、バーガー・ケーキだぞ。