2017/01/11 07:33 |
カテゴリー:・自分イノベーション,オンタイム
創造力を高めたいと誰もが思う。創造は誰のために行うのか。必ずしも
科学者や芸術家だけのものではない。ビジネスのための創造力とは。
年齢を重ね、創造性を維持するためには、どうすべきか。
スランプからの脱出、そのためのツールへの拘りなど。
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創造力①~定義、目的
創造は何故するのか。アイデア、問題解決、創作。そのための創造。 創造力を何かで計りたい。一番はアウトプットを観る。しかし、固定されたフォーマットではなく、白いキャンバスに描くことが大事である。数をこなす、質を上げる、プロやトップに認めてもらう。
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創造力②~若さの特権ではない
若い時に創造力が高い(強い)かと言えば、そういうことはない。創造には知識、経験、環境(含む人脈、仕事の範囲)が影響する。もちろん、突出した「閃き」は、若い時のが出やすく、30歳がピークとされるが、ネット時代には、年令を超越出来る。
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創造力③~ビジネス創造力
科学者や芸術家を目指さなくても、「創造」は求められる。言わば、ビジネス創造力。 ギアを入れ替え、目標を設定する。多少届かない目標は、仲間(年令、性別、国籍、居住場所を超えて)が集まり、支え、担いでもらえればなんとかなる。 大事なのは、アイデア
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創造力④~広告会社の入社試験
数年前の広告会社の入社テストは、セロテープ(スコッチテープ)を用いて、様々なデザインを100種類出すこと
この時、数をこなすことと、なるべく様々なアイデアを出すことの2つをこなすことが求められる。 実直にこなす人と、パターン化して楽にこなす人
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創造力⑤~中高年の創造性
歳を重ね、人生90の時代になると、75までは働きたい。85までは定期的収入が欲しい。 そのためには、55〜60でアイデアが枯れたり、意欲が減退したくない。やる気を起こすための目標設定が不可欠だ。 これは言うのは簡単だが、実行は難しい。
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創造力⑥~スランプに陥る
中高年でなくとも、働き過ぎたり、クライアントや上司の無茶な要求で、パンツのゴム紐が伸びきった状態に
力が入らない、良いアイデアがわかない、別のプレッシャーがかかる。スポーツ選手で言うところのスランプ
このスランプから抜け出すと次のステージへ
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創造力⑦~スランプは成長の糧
スランプになると、焦るが。スランプを抜けると、それは通過儀礼だと分かる。そのスランプに陥ると、スランプから抜けるは、経験しないと分からない。 原稿で言えば、連載を受け持つ時、2回目からピタリと書けなくなった。アイデアが湧かない。締め切りがある。
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創造力⑧~スキルの成長を待つ
自らへの過剰期待と、スキル(未来を見渡す力、360度の構想、読者の反応の先取り)が追いつかないことが原因だ。 連載が増えると、自らの特定のテーマを深掘りするのか、広いテーマを扱うのか問われる
特殊性があるからの依頼と、将来性考えた拡がりで悩む
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創造力⑨~スランプから抜け出す
企画でも同じことが言える。仕事を取りに行くまでは、アイデア出しまくる。取れてから、無理難題を引き受けたことに気がつき、トラブル。どうにか切り抜けながら、やがて成長する
何度かスランプに陥る。抜けるには。連載の時は、無心になった。深夜に鍋を磨いた
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創造力⑩~現実の着地への構想
企画では、自分を信じ、仲間を信じた。スタッフに相談し、先回りして、顧客の依頼に応えた。先回りしないと、常に下請け状態になる。嫌な顧客の対応は、沈黙。時間がかかるが、対応続けると、陽はまた昇る。 このように、創造力には、現実の着地への構想がある。
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創造力⑪~熟年以降の力の入れ具合
最近のテーマは、重力に逆らう。歳を重ねるという作法から離れ、年令を超える。年令を意識しない。
二段ロケットで推進してきた中高年がさらにギアを入れるには。熟年以降の力の入れ具合。これまでとは違うやり方、仕事仲間の組み立て方。動く範囲など
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創造力⑫~トンネルを抜け出す時間
アイデアを認めるためのノートは、記者の速記帳。それを横にして使っていた。円グラフで、3つの輪を描く。関連ファクターを繋げる。ネ申が、舞い降りるのを待つ。その仕草が難しい時間があった。 スランプというトンネルはいつか抜ける。長い時は2年。
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創造力⑬~徹底的破壊と再構築
それが長く続く。それは、時代が新しいフェーズに入り、今の立ち位置だと動かせない時。 リセットし、デコンストラクションが、必要だ。 リラックス出来る仕草を探す。散策する、抹茶を点てる、温泉に出向く、スタッフの子供らと遊ぶ。自炊に挑戦。
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創造力⑭~ツールを変える
ビジネス環境では、ツールが大事だ。 ノートを変える。ペンを変える。スマホを変える。二台持ちの使い方を変える。コミュニケーション相手を変える。こうして、新たな目標設定が出来つつある。 枯れゆく世代が背伸びをする。土俵から押し出されない。
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創造力⑮~二足のわらじ
一億総活躍は、若者への応援歌だけではなく、中高年の活躍、再生の場だと思う。これも創造力。
企画や構想、夢を描く。必ず実行するには??と問いかけたい。何かが潰れる、崩れるのを待ってから次に動くのではなく、二足のわらじが効果的である。
以上。
2017/01/06 07:24 |
カテゴリー:・自分イノベーション,オンタイム
セレンディピティに関する概念を偶然との出会いによる新たな発見、価値の創造のための①~⑥のきっかけづくりと、そのための意識づけ❶~❻を提示しました。
偶然との出会いによる新たな発見、新たな価値の創造が大事だとは解くが、どのようにすべきかの具体的なものが見当たらないので、まとめてみました。
①~⑥と❶~❻は、コインの裏表で、相互に作用をする。オンタイムとオフタイムのようなものです。どう掴み取るかは、本人のみぞ知るとなります。
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セレンディピティ1
セレンディピティとは、偶然の出会いによる新たな発見、新たな価値の創造
その可能性を高めるには、①図と地をひっくり返す、②非日常性に自らを置く、③ビギナーズラックを利用する、④心を揺さぶるきっかけづくり、⑤新たな趣味、⑥人的ネットワーク
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セレンディピティ2
探し物をしているときに、新たな発見をする そのためには、❶探しているものを常に考え、頭の隅に置いておく、❷無の境地に自らを置く、❸集中と分散(弛緩)を繰り返す、❹ぎりぎりまで自分を追い込む、❺労働の対価を求める(プロ化)、❻区切らない
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セレンディピティ3
①図と地をひっくり返す
図と地。「視覚の心理」など古典的なケースは理解しているだろうが、ビジネスでも同じ。一方通行でモノを見ない。ステークホルダー(利害関係者)を定義、360度で見渡す。企業、自治体、従業員、消費者、取引先、メディア…

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セレンディピティ4
②非日常性に自らを置く
旅をする、苦手なものを克服する、ワンランク上の消費(プチ贅沢、礼儀作法、静寂、伝統的なものの体験)、サバイバル(貧乏旅自然へのチャレンジ)など。 世界的な経営者らの冒険によるリフレッシュは、その意図もある
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セレンディピティ5
③ビギナーズラックを利用する
素人発想、異業種、違う業界の意見に耳を傾ける。バッサリ切り捨てない。新人による提言を上から目線で批評しない。ずっとやってきたことの見直しや改善。小さな発見への喜び わかりやすくまとめたものを全否定しない
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セレンディピティ6
④心を揺さぶるきっかけづくり
喜怒哀楽。小説、ドラマ、映画、音楽、絵画、旅先の景色、美味しい料理。自らの生活を見直し、仕事や家庭一筋にしない。 ボランティア活動、年末年始の奉仕、日頃の地域・弱者への目配せなど小さな行動の積み重ね。
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セレンディピティ7
⑤新たな趣味
定期的に新たなものへチャレンジ。そのはじめの一歩は、趣味の多様化。プロを目指さない。しかし、アマチュアでも、初心者を抜け出す。一定の回数をこなす。集中して、上達を目指す その上で、プロのお作法に触れる。日々の努力を知る
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セレンディピティ8
⑥人的ネットワーク
コネクション。異業種、社外でのネットワーク拡げる。単純な名刺交換ではなく、キーパーソンと繋がる。そのための①〜⑤の実践 必ずしも上(偉い人、役職者)を見上げるだけが全てではない。弟子の育成が、上に注目される。
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セレンディピティ9
前半の①〜⑥だけでは、成果に届きにくい。いや、届かない。
後半の❶〜❻が大事。日本人は、このあたりが苦手
❶探しているものを常に考え、頭の隅に置いておく
常に考える。考え抜く。メモ帳を横に置く。自分宛にアイデア送る。夢に出る、口ずさむ
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セレンディピティ10
❷無の境地に自らを置く
禅。考え抜くと、常にアンテナが立つ。置き換えようとする。そのとき、理由や解析を行わない。常識(これまでに得た知識、経験)に照らしあわない 西海岸の創業者らは、日本のモノトーン、「空(くう)」を好み、体現する
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セレンディピティ11
❸集中と分散(弛緩)を繰り返す
いきものがかりの「放牧」も、集中と分散の分散。リセット大事。 生む苦しみを味わう。適度な目標。目標を低く見積もり過ぎない。高過ぎてもダメだが、資格マニアにならない。 絶対安全地帯から抜け出す
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セレンディピティ12
❹ぎりぎりまで自分を追い込む
自宅やホテルに缶詰め。プチ合宿。孤独を愛する。孤立はしない。三連休を利用し、前日の午後、連休明けの午前中を繋げれば、4日こもれる 完全徹夜に慣れる。身体の負荷を知る。徹夜明けの睡魔と闘う。回復に努める
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セレンディピティ13
❺労働の対価を求める(プロ化)
アマチュアからの脱出。生産性上げ、アウトプット。自らの価値を算定する。少し報酬は高いが、効果あることを知らしめる。他より一歩抜きん出る。最初のお試しは、タダでも良いが、使い捨てにされない。切り捨てる
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セレンディピティ14
❻区切らない
適度な時間軸で区切らない。あくまで通過点とする。納得しない。結果ではなく、プロセス。結果は後から付いてくる。 数字を丸めない。①〜⑥、❶〜❻は、その意図があった 目覚ましの時刻を07:07など。中途半端にする
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セレンディピティ15
静と動。十分に充電したら、放電。そして、また充電
マニュアルに頼らない。(なので本来、①〜⑥、❶〜❻は参考意見でしかない)。先人の話は、30%受け入れる。今の参考は、30%。未来が40%。自らのみが自らのイノベーションを切り開ける
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セレンディピティ16
《余談。連投始める時は、作業量を意識。連投は頭のトレーニング。単に、何個かをつなげて、呟くのではなく。章立てを意識 360度、網羅&解説。一枚一枚をパワポ、プレゼンとみなす。掲げたテーマの中で完結。瞬間芸のプレッシャーを堪能すべし》
2017/01/04 06:08 |
カテゴリー:・自分イノベーション,オンタイム
感情というアンテナ
どう研ぎ澄ますか。やって到来。
①感情に抑揚をつける、感動しやすい体質を持つ。②日頃の、日常のルーチンとは違う場所に移動する。③日常のひらめきの場所を確保する。④経験を積む、積極的に動く、知識のインプット。⑤それらを置き換える
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①感情に抑揚をつける、感動しやすい体質を持つ。
テレビドラマ、本や映画、音楽、旅行など。感傷的な場所、コンテンツに接する。 ボランティアなど、モノやコトでの奉仕。 意識的に、感情に起伏をもたらす。喜怒哀楽をつける、表現する。
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②日頃の、日常のルーチンとは違う場所に移動する。
まとまった休み、旅に出る。冒険をする。普段と違う価値観に接する。 勉強や仕事を離れ、普段接しない皆さんと行動を共にする。 垂直に、上昇志向ならば、水平に展開して観る。
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③日常のひらめきの場所を確保する。
シャワー中。歯磨きタイム。起きがけの布団の中。リゾート地などに移動中の飛行機の中。 移動先のホテルの海岸のハンモックの中。 閃いたことのメモを取る。自分宛にメールで、メモしたこと、見聞きを送る
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④経験を積む、積極的に動く、知識のインプット。
声がけを待っても、チャンスはやってこない。アンテナの感度を磨くには、経験を積む。 失敗しながら学ぶ。小さな成功を積みあげる。全てを経験出来ないので、先人から学ぶ。書籍でトレースする
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⑤それらを置き換える
それらとは、オーバーフローしたものの取捨選択。桃太郎をイメージする。 川からどんぶらこ、どんぶらこ。一発ではゲット出来ない。チャンスが通り過ぎたら、あと2回。どうスルーしたのか、何に気がつかなかったのか。
置き換える時に、時代の変遷を意識する。同じ状況の繰り返しはない。前提条件が異なる。取捨選択は、同じキーワードとはならない 新しい闘い方を求められる。闘いの期間をどう区切るか、パラダイスシフトはいつかの見極め。2017年は、変化の年。