【現代リスク】台湾レジャー施設での爆発事故

201306090000

台湾のレジャー施設のイベントで、粉じん爆発が発生。500人超の被害者の大惨事となった。

隣国での混乱は、マネジメント不足で発生したものなのか。

 

 

実は日本でも、身近で起こりうる事象であり、国内イベントも同事故をきっかけに、既に中止となったものもある。

以下、事件事故の概要と、想定しうる企業や個人への潜在リスクを分析する。(2015年6月30日、11:00現在)

 

———————————————-

≪事件事故の概要≫

台湾北部の新北市にある遊園地のプール「八仙水上楽園」で、2015年6月27日夜、粉じん爆発が起こり、500人以上が火傷を負った。

粉じん爆発の発火原因は究明中だが、会場で行われていた音楽イベントで大量にまかれたカラーパウダーに引火したと見られる。パウダーの原材料は、トウモロコシの粉に着色したもの。

パウダーには、火気の傍で使わないように注意書きがしてあり、主催者も2年前に警察から使用上の留意など警告を受けていたことから、危険性を認識していたのではないかと現地メディアが批判している。

事故発生直後には、140台の救急車が出動し、458人(重傷97人,輕傷361人)を27の病院へ搬送した。なかには、救急車の到着を待てずに、自力で病院に駆けつける人も見られた。(注1:事故直後の搬送状況(地元メディアの報道))

邦人女性2名も火傷を負っているが、命に別状はない。他に、香港や中国、シンガポールなどからの観光客や留学生らも事故に巻き込まれた。

事故現場には、タバコの吸い殻やライターが散乱。他に、音響設備の過熱、照明器具(投光器)の過熱などが、火だねとして指摘されている。

なお、粉じん爆発は、①火だね、②閉鎖された空間。屋外でも空気が流れない場所、③酸素などの供給、④散布による空気接触、⑤可燃性粉塵(ここではカラーパウダー)で発生すると現地専門家が指摘している。

 

———————————————-

≪イシュー(想定しうる潜在リスク)≫

事故の原因は、今後徐々に明らかにされるが、企業や官庁、個人へのリスクマネジメントにどのような影響が考えられるか。

(1)イベント主催会社の危険性認識

今回の事故について現地では、管理側の手抜きなどがメディアで報じられているが、日本のイベント会社も驚きを持って事態を受け止めている。

実際、日本で開催されるマラソン大会やライブコンサートなどでも、カラーパウダーを吹き付けることが行われている。(注2:今回の件を受けて、ローソンHMV エンタテイメントでは6月29日、7月開催予定の「Coloa Me Rad HOKKAIDO」(カラーパウダーを浴びながら走るイベント)の中止を決定」)

台湾でのイベントは水を抜いたプールで行われ、天井もない解放された空間だったが、観客が密集し、粉じんが足より下にたまっていくことで、密閉状態がつくられたとみられる。

主催者側は、イベントを盛り上げるためにも、より多くの観客が集積するよう演出する。観客が集まれば集まるだけ儲かるし、イベントは成功したことになる。このあたりの歯止めをどうするか、空間(スペース)に詰め込む人数は、時々、酸欠を引き起こすコンサートからも、熟慮すべき問題となろう。

 

(2)主催者、プールを貸したテーマパーク側の補償問題

テーマパーク側は、イベント会社に場所を貸し出しただけとし、事故発生直後、深夜の会見で、自社(テーマパーク)側には過失はないと説明した。

一方のイベント会社の責任者は、当日の風が強すぎたとメディアの取材にコメント。その後、主催者側の責任者や舞台演出家、機器操作の責任者らが警察に拘束されている。

治療費などを含めた被害者への補償はこれからだが、保険会社の保険範囲だけでは支払いきれない額に上る。

夏を迎え、国内でも各種大型イベントが予定されているが、マネジメント側の対応、保険や補償などの再考も求められよう。

 

(3)病院搬送と病院の受け入れ態勢

新北市市長は事故後、近隣都市へ救援を要請している。

救急車の手配が追い付かず、個人が搬送するケースもあった。1万人規模のイベントで500人の負傷者が出たが、これだけで病院が満床になった点などが現地メディアで指摘されており、さらに大きなイベントでは、どう対処するかが問題となっている。

また、若者の悲惨な火傷に遭遇し、病院スタッフにも心のケアが必要との指摘もある。

 

(4)コミュニティでの自律システム

台湾では兵役があるため、予備役を含め、緊急時に動けるトレーニングが実施されている。また、ボーイスカウトやガールスカウト、学校での教育啓蒙を含め、コミュニティへの貢献意識が高いといえよう。

他人をケアする姿勢は、東日本大震災での多額の寄付、ボランティアで来日し、静かに清掃をする台湾の若者らの行動から見て取れる。

はたして、緊急時に、一定の知識を持ち、素早く動ける体制を取れるのか。迫る首都直下地震に向け、トレーニングの仕組み、システム化が求められよう。

 

(5)総統選挙への影響

新北市は、国民党(与党)の朱立倫氏が市長を務める。市長は現在、国民党主席でもあるが、2010年の市長選では、次期総統選の野党候補となる蔡英文氏を破って当選している。(注3:2010年10月に直轄市に昇格した新北市。同年11月末に行われた選挙で、蔡氏は惜敗。)次の次への自身のポジションにも影響してこよう。

事故への対応、原因究明と罰則などを有権者が監視しているなか、病院を見舞った馬英九総統が失言した。

火傷を負った被害者に、「当日は、短パンだったの?」と声をかけ、プールでのイベントにも関わらず、まるで、長そで長ズボンならば被害を軽減できたのでは?とも受け取れる発言に、メディアは批判的な報じ方をした。

被害者のバックグランド、残された家族の状況が報じられ、政府の対応に厳しい目が向け始められる。これらは、来年(2016年)1月の総統選挙へも影響を与える。

 

———————————–

≪ 脚注 ≫

注1:傷患自行就醫 馬偕醫院爆滿 (中華電視公司、2015/06/28 06:56 )http://news.cts.com.tw/cts/general/201506/201506281629919.html#.VZKyfpUVgid

 

注2:今後の「Color Me Rad」の開催に関するお知らせ(株式会社ローソンHMV エンタテイメント、2015 年6 月29 日PDF)http://colormerad.info/pdf/20150629release.pdf

 

注3:5つの直轄市の市長選挙で国民党は3議席、民進党は2議席を獲得(台北駐日経済文化代表処、2010/11/29)http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=170768&ctNode=1453&mp=202

 


【自分イノベーション】「見た目年齢を7歳下げると旨くいく」

 

201306032319TBS@サワコの朝で、「年齢は端数を切って7掛けするの。で、おしゃれをしなさい」。 by 岸恵子

というつぶやきが流れてきて。

ふむ、僕は、「年齢は、見た目を7引いたぐらいにして)動きや考えは、さらに10サバを読むと、うまくいく。」と思ったのをきっかけに、連続ツィート。

ちなみに、SNSで使用している写真は、37歳の時に、みた目30歳ぐらい。それをずーと使いつづけ、初心忘れず。

 

————————————

見た目年令1:実際の年令から、7つ引いたぐらいに見られること。あと、そこから、さらに5〜10才、バイタリティー維持する。特に、アラフォー世代。

ちょうど、30代の坂道上り、さて、もういっちょってところ。

 

見た目年令2:このとき、まあ、こんなものかと諦めたり、まだまだ、これからと、思うかで、違う。

42才で、7を引くと、35才。見た目の35才は、体重維持(ダイエット)。あとは、ファッション。あんまり若作り出来ないが、4〜5年着てきた洋服は、好みかもしれないが、一度切り替える。

 

見た目年令3:昨日、ローカルだと思うが、夕方、19:00前のNHKで、二子玉川からの中継。カラフルな色合いに、変身しているアラフォーがいた。

それは、主婦としてのファッションとして、似合ってた。これと、ビジネスウェアは、別。とても難しい。

あと、オンタイムとは別にオフタイム。

 

見た目年令4:休日出勤や、会社引越しなどの片付けで、ゴルフウェアに、古いジーンズだと、一発でアウト。

或いは、家族やパートナーと繁華街出掛け、同僚に見られるなど。

髪型、体型、ファッション、そして食べるもの。見た目年令維持するには、徐々に代謝に合わせ、セーブ。

 

見た目年令5:一方で、42歳引く7歳、見た目35歳の情報発信力は、最低でも、30歳。出来れば25歳を維持

やれやれ、課長になれたかではなく、プレイングマネジャーとして、院卒の新人の情報収集力、発信力を真似したい

時事に留まらず、文化芸能。アンテナの張り方は、知らないことを知る

 

見た目年令6:知らないことを知る。

知ってることをこと細やかに、薀蓄傾け、長話ではなく。知らないことの強化。

TLに流れてくるコンテンツの元の発信者を知る。フォロワー少なくても、頻度高ければ、フォロー。

あとは、情報の源流=メディアへのアクセス。二次加工ではなく、オリジナル

 

見た目年令7:30代の頃に比べ、情報や未知の世界への貪欲さがなくなったなら。

今一度。棚卸し。不要な時間や気遣い、仲間内の励ましあいをやめ、孤独に浸る。

自らに、第3の趣味や興味分野を無理やり作り出す。特に、一般教養としての、音楽や美術、文学。それも、苦手な分野、仕事以外。

 

見た目年令8:(この発想は、ポジティブあーたらではなく)普段着の中で、ルーチンとして、肩の力を抜き、取り込む。

片付けして一週間したら、もとの姿。トレーニングして、3日もすると、中断。

全て、オーバーワーク。時間やスペース、お金などの余裕ひねりながらの技となる。

 

見た目年令9:(とはいえ、若作りではないし、若者迎合でもない)

経験に裏打ちされ、慎重さを持ち、家族や部下への、アドバイス、メンターとして振る舞うための基本動作でもある。

見た目年令10:(追記)オリジナル情報、メディアコンテンツに接したとき、事実の把握と、その背景の解釈、置き換える癖。

そして、識者の解説の見立て、360度で、右と左、中央、両論併記者らを並べる。

好き嫌いではなく、一定時間経過し、ブレないものを自らの判断尺度に採用する。

 

見た目年令11:(追記2)オンタイム、オフタイムのファッション、体型、髪型は、家族や、友人、第三者のアドバイスも入れる。

(お店を鵜呑みに、しない)
(業種ごとのバイアスはある)

(より気を遣わない職種へのシフトが中高年の長生き、老けない秘訣)

 

以上

 

 

 


【海外リスク】海外出張、危険は直ぐ隣に(日経産業新聞5月1日付)

⒒.日経産業(iPhone)

 

少し前ですが、日経産業新聞の取材を受け、「海外出張、危険はすぐ隣に」として、掲載されました。

2015年5月1日(金曜日)付

以下、要点を捕捉しながらの解説。

 

(最近のケースだと、韓国のMERS、中国の揚子江での客船事故転覆などを想起し、置き換えること)

 

 

 

—————————————-

 

日系企業の活動がよりグローバル化し、中小企業も否応なく海外へと向かう時代。危険な場所でも、売り込みに行けと発破をかけられる。

 

大手企業(メーカー)も商社などを見習い、様々な困難を経験し、自社のリスクマネジメント体制を構築してきたが、中小企業、新興企業(ベンチャー等)では、まだそこに至っていない。

 

かつて、90年代、まだ大丈夫だと高をくくっていたら、商社マンはいなくなり、同業他社メーカーもリスク対応していた。これに対し、のんびり構える自社の体質に辟易して、転職がよぎる。実際に、帰国後に退社した人も少なくない。

駐在員はそれなりに危険を察知するようになるが、急な出張先、不慣れな国。あるいは海外出張初心者では、どんなことに留意すべきなのだろうか。

 

(1)シグニフィカントデー(重要記念日)

海外出張や旅行でまず考えるべきは、祝日や祭日。大型連休に当たると仕事どころではないし、公共交通機関が人であふれかえる。

あと、大型イベントや展示会があるときなどは、ホテルが取りにくい。

インドやパキスタンなど、地域によっては、年末になると、列車の襲撃や爆破が起こる。特に国境沿いの紛争地帯では、それぞれの民族が、普段は普通に仕事や生活をしているのに、物騒になる瞬間が訪れる。やられたらやり返すなど、それぞれの地域での過去の出来事を把握し、巻き込まれないことも大事になる。

誰かが殺された、国が始まるきっかけとなった革命、隣国との紛争で勝ったなど歴史的にも重要となる日には留意が必要だ。同じく、それらが日本とどういう関係性を持つのかを考えておく。

 

(2)同じキーワードを含んでいる事件事故

米国で白人警官が黒人少年を手荒に扱ったり、死亡させたケース。それらが、キーワードとして注目されることで、類似ケースの発生に対しナーバスになり、デモなどの圧力と、その取り締まりで、次の事件を誘発する。

もともとあったものなのか、あるいは事件を契機にさらに増加したのか。原因と背景の特定は困難だが、注意喚起が必要だ。

 

(3)上司の武勇伝を鵜呑みにしない

初めての海外出張、海外旅行で、上司や同僚から色々な経験談を聞くだろうが、現在と当時では、若干、事情が異なることもある。だからといって、ネットで検索した「武勇伝」をそのまま鵜呑みにすると、こちらの外見や、たまたま出会った人との交流だったりする。

日本で危険なことは、現地でも危険である(深夜の辺鄙な場所でのトランジット、タクシーやバス待ち)。親しげに話しかけてくる外国人の日本語がうますぎる場合、留意が必要だ。

 

(4)他国の海外安全情報に接する

もう一つは、外務省などが海外安全情報を発表しているが、旅行会社や国と国の関係で、あまりに早い段階で「あの国は危険です」といった警告は出しづらい。

できれば、米国や英国が提供する安全情報に接することを薦める。米国では、CIAファクトブックというのが一般的である。ただし、それは、欧米諸国から見た欧米人への注意喚起であり、アジア人(日本も中国も韓国も台湾も香港も、欧米人からは区別がつかない)には、通じないケースもあるので、置き換えて考える。

 

(5)無理なスケジュールを避ける

日本からのヨーロッパ便は、トランジットのためのハブ空港に到着すると、日本時間では夜中の02:00、03:00になる。そこからさらに乗り換えて目的地に向かうと、現地到着は日本時間の翌朝05:00あたり。日本出発から考えると、24時間起きている状態になる。

海外出張前には、寝不足の日々。さらに前日準備で徹夜すると、二日間寝ていないことになる。そして、機内で酒を飲み、映画を見てはしゃいでいたツケが到着後に巡ってくる。

旅慣れてくると、ビジネスクラスで十分にリラックスし、現地での仕事に備えるが、海外出張初心者はエコノミークラス。狭い機内で十分寝られず、周りの騒音や旅行気分に引きづられ、ついつい気が緩む。

予算や日程など会社規定との兼ね合いもあるが、自分の身は自分で守り、格安チケットでは、トランジット時間が通常より長い場合もあり、ハブ空港(スキポールやシャルルドゴール)が便利だからと、無駄な時間を過ごす必要はない。

夏休み期間などには、空港そのものが、トランジット用のビジネスエリアの改装を行っている場合もあり、十分に休めない(閉じた空間、充電施設、シャワールームなど)のケースも少なくない。

 

(6)仲間内でつるまない

仕事の交渉が終わり、現地駐在員とちょっと一杯、お疲れ会をする。日本では当然の商習慣であるが、旅の思い出、旧交を温め合うなどで、つい数人でつるんで、店へ行く機会も多いだろう。

場所にもよるが、日本人同士、日本語での接待文化。店側もぼったくりやすい。こうしたぼったくりのトラブルをいくつも聞く。

最新ケースでは、中国の東北地方に、現地採用のために出向き、ぼったくりと分かって店を出ようとしたが、なかなか出してくれなかった例などがある。(飲んでいない空のビール瓶が机の下からごっそり出てくる。店の従業員への多額のチップを要求するなど)

リゾート地を訪れているのであれば、週末や夜用に、スーツではない服装を用意することも一つの発想だが、皆がスーツ姿でネクタイを外して歩いているなか、一人だけリラックスしたファッションも浮いていて、逆にターゲットにされやすい。

同僚や上司とつるんでいるときは、仲間内への配慮に意識が向かいがちだが、そこは冷静に、周囲の環境、特に、スリには気を付けたほうが良さそうだ。

 

(7)PCのパスワード管理、帰国後の変更

アポ先に出かけるときは、面倒だが、荷物=トランクの中に、貴重品やPCをしまっておく。カギをかける。万が一なくなっても大丈夫な内容のものを、出張用のPCにする。

(基本姿勢として、滞在ホテルの部屋は、清潔に整理整頓しておく。荷物が動かされているかを確認する)机の上にわざと小銭、お菓子、飲みものを置いて、チェックする。

 

もう一つは、パスワードが机の上の天井に設置されたカメラから盗み取られるケース。社会主義国、共産圏で、かつてあった手口だが、帰国後に、ログイン履歴などから身に覚えのないアクセスがあることで発覚する例もありうる。あらゆるところから、パスワードが見られていることに留意すべきだ。

 

(8)出張先の週末

タイトなスケジュールが無事終わり、“魔法の一日”がある場合は、留意が必要だ。週末だからと郊外に足を伸ばす、現地駐在員や現地採用の同僚が運転手を買って出る。

あるいは、借り上げハイヤーで一日ドライブ。

それよりは、ホテルお勧めのプランで一日観光するほうが確実であり、安全かもしれない。

無理なスケジュールで疲労がピークのときのリラックスには留意したい。

 

金曜日や土曜日、繁華街のクラブやレストランに、白人が多く集合する場合、それらが軍関係者であれば、爆破テロの標的になりやすい。

 

(9)帰りの空港

最後の最後に、スリや置き引き、偽物をつかまされるケースが後を絶たない。最新のiPhoneやアップルウォッチ。本物を見せてから受け渡すのは、グーグル稼働のなんちゃってというのもある。

ブランド品のコピーなのは分かっているけれど、つい購入。同僚への受け狙いのつもりだとしても、日本入国後に、没収される。

 

世話になった同僚から頼まれた日本への荷物。なるべく送ってもらうにこしたことはない。まして、空港で一緒になった人から、荷物が超過しているので、日本まで持っていってくれなどは、もっての外。

荷物に麻薬など違法なものが入っていると、摘発され、問答無用で有罪に。アジア諸国では、死刑判決にもなりかねない。

(海外旅行のケースでは、タイでトランジットして豪州に向かうツアーで、参加者全員がタイで旅行鞄を盗まれ、旅行会社のツアー担当者が急遽新品の鞄を買ってきたが、その旅行鞄の中に麻薬が仕込まれていて、豪州で有罪となったケースなどがある)

 

(10)会社側のマネジメント

上記は、出張者からの見立てだが、会社側としては、TOEICの得点だけでは、契約や交渉に不可欠な英語力は身に付かない。難しい交渉には、通訳や英語の得意なスタッフを派遣することを検討するのがよい。

そのとき、現地で英語が出来なくても、意思決定可能な経営層の同行。スピード化が欠かせない。

 

また、社員が今、どこに出張し、スケジュールはどうなっているかの把握。社員が自分で航空券を手配するのではなく、会社経由で購入し、第三国などへの出国を含め、管理する仕組みの構築。

 

あと、守るのは、正社員までなのか。アルバイトスタッフは?さらに子会社、孫会社については、役員までなのかなどの規定を設ける。緊急時に、どこまでが自社として守る範囲なのかを特定しておくこと。

 

リスクマネジメントにはコストがかかるが、ビジネスの仕組みとして整備することで、従業員、取引先の信頼を得られる。

 

以上

 


【自分イノベーション】「留学と就活、海外勤務など」

 

1.世界地図マグカップ流れてきたTL。

➡☝ Toyokeizai: 海外留学するならば留年すべきか。就職活動に向けて大学3年生の悩み

http://toyokeizai.net/articles/-/72641?utm_source=Twitter&utm_medium=social&utm_campaign=auto

 

をまとめますと。①就活前提にしない。②留学経験の採用は通年⇦1年間、語学力。③留学で個性磨く…。

 

これをきっかけに、よく相談される留学と就活、海外勤務などを連続でつぶきました。

2015年08:20~08:45 。オリジナルのつぶやきに、留学12~15を追記しました。

 

———————————————–

 

留学1。留学は、難しい。コスト半端なく、今の生活、学業を中断する。

留学のメリットは何か。①語学力、②現地の文化吸収、③同級生ネットワークの確保、④アピール力、プレゼン力の確保、⑤海外から日本を意識、⑥苦労と達成感、⑦決断力、⑧復帰力

浪人や転職、起業に通じる。

 

留学2。日本では、オリジナルが尊ばれる。浪人したり、留学したりして、同期と年令が違うと、鬱陶しがられる。

しかし、少しの偏差ではなく、思いっきり外れれば、逆に珍しがられ、メリットも。

修士卒と、学部卒が同期入社するので、大学の先輩後輩が、会社では立場逆転の不思議ちゃん起きる。

 

留学3。いつ留学するのか、どこに留学するのか(英語圏とは限らない)。

英語圏でも、アメリカか、イギリスか。
(MBAに似ている)
(海外勤務志望の商社では、業種と担当国で悩んだりする)

しかし、基本は、英語圏。先ずは、英語を完璧に。ネットワーク確保ならば、先ず米国へ。

 

留学4。短期留学も留学だが、一カ月ならば、遊んでくるだけ。夏休み滞在も、アピールにはならない。

そもそも、ベースとなる語学力が違う。

出来れば、単位交換で留学しながら、今の学校も卒なく出られる。就活時期が後ろになったので、就活しながらも出来る。(メールでアピール)

 

留学5。留学したならば、違うコミュニティーで、別の採用枠がある。

しかし、留学での語学力をアピールしていると、入ったは良いが、通訳や翻訳要因になる。(⇦それはバイアスとしてあり、そこからどう跳ね返し、さらに食らいつくかは、本人次第)⇦アクセンチュアのトップのケース。

 

留学6。社会人の企業派遣は、選抜があり、社内選抜に敗れても、自らが自費留学という選択肢がある。

ただし、自費留学で、トップスクールのMBAには、かなりの出費があり、米国人含め、借金を卒業後に返す生活に。(⇦借金出来るというのも、パワーのうち)

ただし、社会人では、家族要因。

 

留学7。一時的に、今あるルート、リズムを途切れさせるので、なかなか踏み切れない。

しかし、かつての日本的経営からは、だいぶ自由に人生設計が出来るので、リスクは高くない。

それより、留学を通し、自らを磨く。遣り抜く力、友達作り協力する力、それらを決断した力をアピール出来る。

 

留学8。世界各地から集まる同級生と苦楽共にするので、一生の宝物を得る。

ダイバシティを学ぶ。
異文化に触れることで、日本を意識する。

そして、なによりも、アジア人は、アジア人で集まりやすく、仲良くなれる。(コメの文化?性格的に温厚という意味で、台湾の皆さん?)

 

留学9。社会人では、家族。結婚して、子供が居る場合。夫や妻は、一緒に行くのか。単身で乗り込むのか。

恋人は?結婚のタイミングは?

会社では、出世が遅れる??

これらは、一時的なもの。1年や2年はあっという間。合間に帰ってこれる。

地方への転勤、単身赴任と割り切る。

 

留学10。戦略的に考える。いつ行くのか。1回だけなのか。何で行きたいのか。

現実逃避?働きづめのリフレッシュ?次の10年の武器(最新スキル)を得る?

夢だったことの実現?
もう一度、何かのプロになるために資格を得る(芸術とか、音楽、映画など含め)

そのための資金をどう貯める?

 

留学11。中高年になり、仕事に余裕。或いは、既に次世代が業界のキープレイヤーになったのであれば、長年夢だった留学、遊学、長期滞在を試みてもよい。

人生長いし、それぞれの選択肢。選択肢を拡げられたら、それが正解。

留学や海外赴任のチャンス巡ってきたら、チャレンジすべし。

 

以上。

 

つぶやきは、ここまででしたが、以下を追記。

 

留学12。資金貯めるために、外資系など手っ取り早く稼げて、早く行ける職種に付く、皆さんがいる。外資系コンサルティング会社などは、年俸高いのは、30までに、さらに海外留学して、資格を獲得せよと、はっぱをかける。しかし、激務とのバランスを取るのは難しい。

逆に、大学時代にICUや上智大学など語学を強化する大学に入り、新卒でも無理せず提示退社出来る場所で働き、MBA留学してから、30過ぎてから、本格的に仕事する皆さんが、結果的に伸びている。

 

留学13。英語圏以外では、中国。欧州など。中国では、中国語を中国(上海、広州、北京、瀋陽)で学ぶのか、台湾。シンガポール、香港で学ぶのかなどを考慮。台湾の語学中心は、教え方がうまく、日本の外務省も活用。いきなり、中国で生活するより楽。シンガポールは、英語と中国語を同時に学べる。

欧州では、フランスでMBA(インシアード、入学試験だけは、フランス語があるが、授業は英語、1年でMBA)、イギリス(1年で修士、複数学位を得る)。他にも、オランダのアムステルダム(海運)。など

 

留学14。米国でも、東海岸か、西海岸か、あとカナダなど。東海岸は、スーツに身を固め、隙がない。西海岸は、解放的で、気候温暖。あと東洋人多いのと、ベンチャーなどICT系のメッカ。

あとは、競争の激しいベスト10を避け、まずは、中部などで、英語を磨き、そこからさらにトップスクールへの転校を狙うなど。

 

留学15。卒業後に、日本に戻るのか、現地で踏みとどまるのか。さらに第三国で活躍するのか。OBOGにヒアリングしながら、先輩たちの歩んだ道に続くことが、確実ではある。

予定未定、多少のスケジュール違いは、冒険・探検と思えば良い。家族の協力・理解は不可欠。(もちろん、パイオニア精神は、変わらず、失わず)。

 


【オフタイム創造】「リバウンドしない~ダイエットの実行可能解」

201306042113TLに忙しい方が、ない時間惜しんで、ジョギングに励んだが、しっかりリバウンドされているという話が出ていて。

連続つぶやき。

 

2015年6月9日、10:10~10:45ぐらいでのつぶやき。

 

 

ダイエット1。ダイエットには運動だけでなく。食べるものの制限が必要だが。しかし、その忙しさだと、充分に食べないと、バイタリティを維持出来ないのと、思考停止に陥るのと。

あと、ストレス食いがある。

結局、運動した分、爽やかになり、つい食べる量が増え、筋肉と勘違いする自分がいる。

 

ダイエット2。炭水化物を抜く。ライザップが勧めるのは、さらに、サラダ、果物から、糖質の高いものを徹底的に排除。あと、ひたすら腹筋含めたトレーニング。

でも、ライザップ辞めて、リバウンドするなら、通い続けるしかない。それあかん。ストイックに何ヶ月も続けられないし。時間ないから。

 

ダイエット3。僕は、たまにランチならば、パンを少し。あと、ピザとかパスタは、まあ、イタメシならば避けられない。中華のチャーハンとか。寿司屋とか

でも、翌日は、炭水化物抜く。
飲んだ翌日は、早く起きても、お腹が空くのを待つ

食事は、サラダから食べる。それと薄味。ご飯ない分、薄味

 

ダイエット4。なるべく、タッパに小分けして、食べる分量を目で意識。

あと、カロリー計算。スーパーのお惣菜も、カロリーや糖質表示のものを意識してみる。

食べる時間を固定する。夜中に食べない。

酒は、焼酎か、ウイスキーの炭酸割り。(日本酒、白ワイン、ビール避ける)

 

ダイエット5。鶏肉、豆腐。あとは、カロリー低いこんにゃく系のそば。

(ということで、スモークチキン、麻婆豆腐は、結構定番)あとは、サーモンのムニエル。

サラダは、ノンオイルのものに限る。

外食の和食も、意外と出汁含め、カロリー高めで、太ることを肝に銘じる。

 

ダイエット6。ただし、カロリー制限より、炭水化物制限(ご飯、パン、パスタ、うどん、そば)を避ける。

完全に止められないなら、半分残すことから始める。

コーヒーに、ミルク、砂糖入れない。
プリン、アイス、ケーキやめる。
(くり返しますが、ビール、日本酒もやめる)

 

ダイエット7。最初の3日苦しく、1週間するとひもじいのにもなれます。しかし、1ヶ月、3ヶ月と節目で、食べたくなる。我慢のしどころ。

体重を計る。徐々に減るのを自覚するためには、デジタルで、小数点以下二桁測れるもの。69.85とか。計る時間帯を固定。あと、2つの時間帯。

 

ダイエット8。朝の今頃に体重計る。起きて、食後2時間ぐらい。が、理想らしく。上下に変動します。それと、計る場所の床は、堅いところ。

体重計は、乗るだけで、内臓脂肪とか推定するものが、6500円ぐらいである。両手で持って計るのはスポーツ選手に任せて、簡単なものに、直ぐ乗る。

 

ダイエット9。ジョギングとか、マラソンとか、水泳は、なかなか出来ない。続かない

まずは、散歩。早歩きの散歩。これをトータルで、30分。(15分を2セット)。週に3回

それも取れないだろうから。一駅余計に早歩き。あとは普段の駅までを早歩き。帰りは、シャワー浴びれるので負荷かける

 

ダイエット10。だんだんと痩せていく。月に1〜2キロ。それ以上は、オーバーペース。

痩せて軽くなったら。腹筋、スクワット、あとは、室内用自転車を漕ぐ。

年に一度の人間ドックで、採血して、調べる。採血頻度を半年に一度、3ヶ月に一度にして、数値の改善をみる。

運動処方は、負荷多い

 

ダイエット11。あと、日頃デスクワークは、毎時間に、2分動く。身体を動かすだけで、健康維持。

アップルウオッチに、その機能あるので、試すと良い。

最終的な目標は、20代前半の体重。あの頃の体重には、10㌔太ったとか、無理とかではなく。出来ます。出来た

減らし過ぎるとふらふら

 

ダイエット12。自らにご褒美あげながら、主治医と相談し、健康に痩せること、オススメ。

減らし過ぎたら、少し戻す。やがて、食べて良いもの、季節の上下(接待や、夏休み、暮れの暴飲暴食)が解るので、セーブしつつら変動抑える。

美食でも、深酒でも、時々ならば、大丈夫でふ。

 

ダイエット13。補。運動処方。負荷多い件。

プログラムを開発する皆さんは、運動してたバリバリなので。つい、頑張らせようとする。

普段、運動全くしない人は、少し汗ばむ、息がはあはあする早歩きで、充分。

あと、太り過ぎている場合、血圧計るのと、心拍数120〜135程度に。

以上。