自分イノベーション:セレンディピティ

 

セレンディピティに関する概念を偶然との出会いによる新たな発見、価値の創造のための①~⑥のきっかけづくりと、そのための意識づけ❶~❻を提示しました。

偶然との出会いによる新たな発見、新たな価値の創造が大事だとは解くが、どのようにすべきかの具体的なものが見当たらないので、まとめてみました。

①~⑥と❶~❻は、コインの裏表で、相互に作用をする。オンタイムとオフタイムのようなものです。どう掴み取るかは、本人のみぞ知るとなります。

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セレンディピティ1

セレンディピティとは、偶然の出会いによる新たな発見、新たな価値の創造

その可能性を高めるには、①図と地をひっくり返す、②非日常性に自らを置く、③ビギナーズラックを利用する、④心を揺さぶるきっかけづくり、⑤新たな趣味、⑥人的ネットワーク

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セレンディピティ2

探し物をしているときに、新たな発見をする そのためには、❶探しているものを常に考え、頭の隅に置いておく、❷無の境地に自らを置く、❸集中と分散(弛緩)を繰り返す、❹ぎりぎりまで自分を追い込む、❺労働の対価を求める(プロ化)、❻区切らない

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セレンディピティ3

①図と地をひっくり返す

図と地。「視覚の心理」など古典的なケースは理解しているだろうが、ビジネスでも同じ。一方通行でモノを見ない。ステークホルダー(利害関係者)を定義、360度で見渡す。企業、自治体、従業員、消費者、取引先、メディア…

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セレンディピティ4

②非日常性に自らを置く

旅をする、苦手なものを克服する、ワンランク上の消費(プチ贅沢、礼儀作法、静寂、伝統的なものの体験)、サバイバル(貧乏旅自然へのチャレンジ)など。 世界的な経営者らの冒険によるリフレッシュは、その意図もある

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セレンディピティ5

③ビギナーズラックを利用する

素人発想、異業種、違う業界の意見に耳を傾ける。バッサリ切り捨てない。新人による提言を上から目線で批評しない。ずっとやってきたことの見直しや改善。小さな発見への喜び わかりやすくまとめたものを全否定しない

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セレンディピティ6

④心を揺さぶるきっかけづくり

喜怒哀楽。小説、ドラマ、映画、音楽、絵画、旅先の景色、美味しい料理。自らの生活を見直し、仕事や家庭一筋にしない。 ボランティア活動、年末年始の奉仕、日頃の地域・弱者への目配せなど小さな行動の積み重ね。

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セレンディピティ7

⑤新たな趣味

定期的に新たなものへチャレンジ。そのはじめの一歩は、趣味の多様化。プロを目指さない。しかし、アマチュアでも、初心者を抜け出す。一定の回数をこなす。集中して、上達を目指す その上で、プロのお作法に触れる。日々の努力を知る

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セレンディピティ8

⑥人的ネットワーク

コネクション。異業種、社外でのネットワーク拡げる。単純な名刺交換ではなく、キーパーソンと繋がる。そのための①〜⑤の実践 必ずしも上(偉い人、役職者)を見上げるだけが全てではない。弟子の育成が、上に注目される。

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セレンディピティ9

前半の①〜⑥だけでは、成果に届きにくい。いや、届かない。

後半の❶〜❻が大事。日本人は、このあたりが苦手

❶探しているものを常に考え、頭の隅に置いておく

常に考える。考え抜く。メモ帳を横に置く。自分宛にアイデア送る。夢に出る、口ずさむ

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セレンディピティ10

❷無の境地に自らを置く

禅。考え抜くと、常にアンテナが立つ。置き換えようとする。そのとき、理由や解析を行わない。常識(これまでに得た知識、経験)に照らしあわない 西海岸の創業者らは、日本のモノトーン、「空(くう)」を好み、体現する

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セレンディピティ11

❸集中と分散(弛緩)を繰り返す

いきものがかりの「放牧」も、集中と分散の分散。リセット大事。 生む苦しみを味わう。適度な目標。目標を低く見積もり過ぎない。高過ぎてもダメだが、資格マニアにならない。 絶対安全地帯から抜け出す

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セレンディピティ12

❹ぎりぎりまで自分を追い込む

自宅やホテルに缶詰め。プチ合宿。孤独を愛する。孤立はしない。三連休を利用し、前日の午後、連休明けの午前中を繋げれば、4日こもれる 完全徹夜に慣れる。身体の負荷を知る。徹夜明けの睡魔と闘う。回復に努める

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セレンディピティ13

❺労働の対価を求める(プロ化)

アマチュアからの脱出。生産性上げ、アウトプット。自らの価値を算定する。少し報酬は高いが、効果あることを知らしめる。他より一歩抜きん出る。最初のお試しは、タダでも良いが、使い捨てにされない。切り捨てる

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セレンディピティ14

❻区切らない

適度な時間軸で区切らない。あくまで通過点とする。納得しない。結果ではなく、プロセス。結果は後から付いてくる。 数字を丸めない。①〜⑥、❶〜❻は、その意図があった 目覚ましの時刻を07:07など。中途半端にする

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セレンディピティ15

静と動。十分に充電したら、放電。そして、また充電

マニュアルに頼らない。(なので本来、①〜⑥、❶〜❻は参考意見でしかない)。先人の話は、30%受け入れる。今の参考は、30%。未来が40%。自らのみが自らのイノベーションを切り開ける

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セレンディピティ16

《余談。連投始める時は、作業量を意識。連投は頭のトレーニング。単に、何個かをつなげて、呟くのではなく。章立てを意識 360度、網羅&解説。一枚一枚をパワポ、プレゼンとみなす。掲げたテーマの中で完結。瞬間芸のプレッシャーを堪能すべし》


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