自分イノベーション:創造力

 

創造力を高めたいと誰もが思う。創造は誰のために行うのか。必ずしも

科学者や芸術家だけのものではない。ビジネスのための創造力とは。

年齢を重ね、創造性を維持するためには、どうすべきか。

スランプからの脱出、そのためのツールへの拘りなど。

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創造力①~定義、目的

創造は何故するのか。アイデア、問題解決、創作。そのための創造。 創造力を何かで計りたい。一番はアウトプットを観る。しかし、固定されたフォーマットではなく、白いキャンバスに描くことが大事である。数をこなす、質を上げる、プロやトップに認めてもらう。

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創造力②~若さの特権ではない

若い時に創造力が高い(強い)かと言えば、そういうことはない。創造には知識、経験、環境(含む人脈、仕事の範囲)が影響する。もちろん、突出した「閃き」は、若い時のが出やすく、30歳がピークとされるが、ネット時代には、年令を超越出来る。

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創造力③~ビジネス創造力

科学者や芸術家を目指さなくても、「創造」は求められる。言わば、ビジネス創造力。 ギアを入れ替え、目標を設定する。多少届かない目標は、仲間(年令、性別、国籍、居住場所を超えて)が集まり、支え、担いでもらえればなんとかなる。 大事なのは、アイデア

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創造力④~広告会社の入社試験

数年前の広告会社の入社テストは、セロテープ(スコッチテープ)を用いて、様々なデザインを100種類出すこと

この時、数をこなすことと、なるべく様々なアイデアを出すことの2つをこなすことが求められる。 実直にこなす人と、パターン化して楽にこなす人

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創造力⑤~中高年の創造性

歳を重ね、人生90の時代になると、75までは働きたい。85までは定期的収入が欲しい。 そのためには、55〜60でアイデアが枯れたり、意欲が減退したくない。やる気を起こすための目標設定が不可欠だ。 これは言うのは簡単だが、実行は難しい。

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創造力⑥~スランプに陥る

中高年でなくとも、働き過ぎたり、クライアントや上司の無茶な要求で、パンツのゴム紐が伸びきった状態に

力が入らない、良いアイデアがわかない、別のプレッシャーがかかる。スポーツ選手で言うところのスランプ

このスランプから抜け出すと次のステージへ

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創造力⑦~スランプは成長の糧

スランプになると、焦るが。スランプを抜けると、それは通過儀礼だと分かる。そのスランプに陥ると、スランプから抜けるは、経験しないと分からない。 原稿で言えば、連載を受け持つ時、2回目からピタリと書けなくなった。アイデアが湧かない。締め切りがある。

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創造力⑧~スキルの成長を待つ

自らへの過剰期待と、スキル(未来を見渡す力、360度の構想、読者の反応の先取り)が追いつかないことが原因だ。 連載が増えると、自らの特定のテーマを深掘りするのか、広いテーマを扱うのか問われる

特殊性があるからの依頼と、将来性考えた拡がりで悩む

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創造力⑨~スランプから抜け出す

企画でも同じことが言える。仕事を取りに行くまでは、アイデア出しまくる。取れてから、無理難題を引き受けたことに気がつき、トラブル。どうにか切り抜けながら、やがて成長する

何度かスランプに陥る。抜けるには。連載の時は、無心になった。深夜に鍋を磨いた

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創造力⑩~現実の着地への構想

企画では、自分を信じ、仲間を信じた。スタッフに相談し、先回りして、顧客の依頼に応えた。先回りしないと、常に下請け状態になる。嫌な顧客の対応は、沈黙。時間がかかるが、対応続けると、陽はまた昇る。 このように、創造力には、現実の着地への構想がある。

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創造力⑪~熟年以降の力の入れ具合

最近のテーマは、重力に逆らう。歳を重ねるという作法から離れ、年令を超える。年令を意識しない。

二段ロケットで推進してきた中高年がさらにギアを入れるには。熟年以降の力の入れ具合。これまでとは違うやり方、仕事仲間の組み立て方。動く範囲など

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創造力⑫~トンネルを抜け出す時間

アイデアを認めるためのノートは、記者の速記帳。それを横にして使っていた。円グラフで、3つの輪を描く。関連ファクターを繋げる。ネ申が、舞い降りるのを待つ。その仕草が難しい時間があった。 スランプというトンネルはいつか抜ける。長い時は2年。

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創造力⑬~徹底的破壊と再構築

それが長く続く。それは、時代が新しいフェーズに入り、今の立ち位置だと動かせない時。 リセットし、デコンストラクションが、必要だ。 リラックス出来る仕草を探す。散策する、抹茶を点てる、温泉に出向く、スタッフの子供らと遊ぶ。自炊に挑戦。

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創造力⑭~ツールを変える

ビジネス環境では、ツールが大事だ。 ノートを変える。ペンを変える。スマホを変える。二台持ちの使い方を変える。コミュニケーション相手を変える。こうして、新たな目標設定が出来つつある。 枯れゆく世代が背伸びをする。土俵から押し出されない。

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創造力⑮~二足のわらじ

一億総活躍は、若者への応援歌だけではなく、中高年の活躍、再生の場だと思う。これも創造力。

企画や構想、夢を描く。必ず実行するには??と問いかけたい。何かが潰れる、崩れるのを待ってから次に動くのではなく、二足のわらじが効果的である。

以上。


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