iPhone6、6+、AppleWatchなど(2014/09/15)

111iPhone6Appleの発表会。日本では深夜の放送でした。前日の全米オープンテニスの決勝戦に続き、二夜連続の未明中継。

AppleWatchに言及があるのかに注目していました。

後半、一呼吸置いて。

経営層が、新しい時代の幕開けとして、とうとうAppleWatchの姿を全世界に公開しました。

iPhoneは、画面の大型化が進み、スピード化、バッテリーの持ちなどが訴求されています。

・iPhone6、6+

iPhone6, iPhone6+が発売になり、さっそく6を予約しました。

モックアップは、通信キャリア各社ともに用意出来なかったのですが、たまたま某所で、見つけ、iPhone6のサイズでいいや、これ以上は、片手で打てないと考え、iPhone6にしています。

ちょうど、SonyのXperiaと同じサイズ。慣れるまで大変ですし、女性には、iPhone5Sでスペックが6っていうのが、次に出てくるのではないかと考えます。

僕も、iPhone6で良く落とすとか、親指が痛くなるようでしたら、iPhone7あたりで、5sのサイズに戻す予定。容量は、64GBです。

この容量。16GBの次の32GBを消すことにより、16➡64➡128GBが、1万円ずつの価格差。うまくできています。エントリーした人は、16GBを買うだろうし、前回16GBでものたりない人や、32GBでちょうどよかった人が、64GBに集中する。その上は、ヘビーユーザー。(頭イイ)

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・AppleWatch

AppleWatchについては、デザイン含め、賛否両論ですが、発表にこぎつけたことが大事であり、デリバリーまでには、あと半年もあり、まずは、デザインが出てきて、稼働していることが素敵でした。

①標準形の提示

ポイントは、スマートウォッチの標準はこうあるべきだという提案をし、それがあっという間に受け入れられるであろうということ。通常の時計の発売は、それぞれ個性をハードに求めますが、ハードはおおよそ一緒で、それぞれがカスタマイズしてくださいというスタンスです。

②リューズと生活防水

それは、時計にリューズをわざと持たせ、そのリューズにより、メニュー画面を拡大したり、縮小したり、フォーカスできること。

(ただし、リューズがあるために、生活防水レベルに甘んじていて、水泳やダイビングなどには不向き。シャワーを浴びるときには、外すなどの制限があります)

③スクエア(四角い)風貌

時計のデザイン自体は、四角い(スクエア)タイプであり、当初予想していたバングルタイプや、丸い(ラウンド)タイプは見送られています。より大量に、枯れた技術により、迅速にアップル製品を普及させるという意図からは、無難なデザインであるというこれまでの法則にしたがってます。

考えてみれば、iPhoneだって、独特のデザインではなく。ただし、創り込みはとても精緻で、安っぽく見えないという部分で支持を得ていました。

④マグネットタイプのベルト

もう一つは、ベルトの部分。マグネットを使い、誰でもベストサイズになるようにしています。このやり方は、これまでにない発想であり、いかなる手首にもフィットするべく、考え抜いたものであるといえます。

スマートウォッチやウェアラブル関係でもっとも求められるのは、装着感であり、自らの身体的特徴をカバーするファッション性なので、ベルトの部分は、かなり評価が高いと言えるでしょう。

⑤既存時計業界への影響とアップルの販路

そのアップルウォッチが、既存の時計業界にとって、脅威となるか。ローエンドもハイエンドも、それなりに影響を受けるという指摘と。いったん腕時計を外したガラケー&スマホユーザーが再度、時計への抵抗感をなくすという期待感が入り混じっています。

少なくとも、時計販売店は、アップルウォッチやその関連商品の販売を検討することが出来ますし、アップルとしても、スマホの次なる販路開拓として時計屋さんというのがありうることとなります。

⑥スウォッチの反撃?

時計メーカーは、スウォッチが、この分野(スマートウォッチ)には、参入しないとしていますが、状況によっては、新たな連携先を考えることになるでしょう。同様に、日本の時計メーカーがアップルウォッチを大したことがないとみなすか、ライバル商品を出してくるか、事業戦略、経営戦略の見直しが不可欠な時期に差し掛かったともいえます。

⑦絵文字、リア充

絵文字や心拍の様子を、相手に送れるなど、友達や家族とのコミュニケーションのやり方を変えようとする部分。あるいは、その他追加されるであろう部分は、また、具体的な商品入手後に、書いていく(予定は未定)です。

ということで、アップルウォッチも購入予定

(この項、続く)


牛歩のような更新。2014年6月~9月中旬

201306191244ちょっと知らない間に、3ヶ月が過ぎ去っています。

なるべく頻繁に更新したいのですが、どうも時間に追われ、ツイッターの情報発信で満足する自分が居ます。

そのツイッターは、時間軸(TL)が最大の売りでしたが、よりフェーズブックに類似した「構造化」へと「進化」するようであり、個人ブログでの情報発信=時系列を追ったコメントの復活=習慣化を意識しなくてはならない時がきました。

さて、この三か月、何があったのでしたっけ。思いつくままに。

・サッカーとテニス(プロスポーツ)

ワールドカップサッカーで負けて、テニスでは、優勝にあと一歩のところまで迫まっています。ただし、スポーツと政治は、お隣同士。政治からのスポーツ利用は、なるべく避けつつ、ニュートラルでお願いしたい。

そのテニスですが、やがて優勝となると、アジア初。日本をはじめ、アジア諸国の励みになります。スケートでは、日韓が独占し、バドミントンはASEANが強く。卓球は、中国の横綱相撲。ここで、テニスで違う勝ち方が出来るとなると、アジア人への見方も変わってくるのではないでしょうか?それとも、試合のルールを欧米がまた変える?

それにしても、野球やプロレスを90年代から、全然見なくなってしまった僕が居ます。時間をどう消費するかの部分で、タイミングがまったく合わないのです。

・朝日新聞の記事訂正(メディア)

朝日新聞の記事訂正は、「慰安婦問題」「福島原発事故」「任天堂社長への未取材」と続いています。

これらは誤報なのか、都合の良い部分を繋いだ論旨の組み立てなのか。どういう取材プロセスにより、記事を構成し、その記事に署名を持たせるなど、会社という組織の枠組みと、その中にいる記者(プロ)との関係性をどうするかの問題を整理すべき時期に来ています。

トップ(20年前の花形記者、その後の部門長、経営層)の首にどう鈴を付けるか。経営層が引退した後に断行するのか、それにより、自社のどこまでを否定されるのかなどを吟味し、いよいよぎりぎりと判断したこの時期に動いているのでしょうが、メディア全体の再編に繋がるか、スター記者の独立と新しいメディアの誕生は見えておらず、「ブランド」の維持に終始するのは、隣国の一党独裁と反汚職キャンペーンに似ていなくもない…。

・汚職摘発と民主化(中国)

周近平体制の確立は、時間軸での見立てが大事となります。これまでは、年齢を根拠にライバルを引退に追い込むとともに、自らが権力を集中させることが主流であるが、何代か経過し、権力の分散化が指摘されていました。「主席」が引退しても、院政を敷いて、力を温存するとともに、それぞれが派閥の長の意向を受け継ぎ、政策集団で影響力を駆使します。

その「実弾」は、国営の民営化、あるいは改革開放で、得た資金であるが、蓄財が行き過ぎる部分が、人民の不満をを高めたりします。

汚職摘発は、もっとも効率よく権限を集中できるが、ライバルなどからの反発も大きい。有力指導者の家族らが、海外へと移転し、不動産を取得していることが、欧米メディアにより暴露されました。

かつての指導層が、高齢となり、香港メディアなどがそのXデーを囁くなか、改革スピードを緩めず、稜線のぎりぎりを縦走するさまが、美しい。

・高雄の地下ガス爆発(台湾)

台湾高雄での地下ガス爆発では、ガス漏れに逃げようとした住民を巻き込んで、大きな被害となりました。インフラの老朽化や、輸出貿易加工などでパイプラインが都市の真下を流れているなど効率化の部分と、安全安心をどう両立させるか。

インフラのメンテナンス技術の確立とその輸出は、大きなビジネスチャンスとなります。(原発の廃炉も、同じ分野の話)

・ペッパー(ソフトバンク)

コミュニケーション型ロボット。久しぶりに、日本発、日本で使い、半年後に世界(米国)に伝播するものづくりの醍醐味を実現しています。ただし、米国流(フランスのロボットメーカーを買収し、台湾&中国の組み立て加工で、早く・安く・大量に提供し、一気にインフラを支配する)ビジネスモデルの登場。

留意点は、家庭内に入り込み、クラウドで多くが使ってみた結果を取り込み、ロボットの知能を進化させる(オープンイノベーション)のやり方で、万が一、個人情報が漏れた場合、目も当てられないことです。

ペッパーのどこまでをパートナーとして、置き換えるか。スマホ同様、個人情報を守りきるのか、そんなもの最初から守れないから、オープン&シェアで、利益のウィンウィンなのか。どこで割り切れるかという話に帰着します。

(この項、続く。)