大阪都構想と市長選

201308191148大阪都構想に関する大阪市長の会見がありました。

市長を辞職し、再度、民意を問うというものです。

いま、この時期になぜ選挙かと、反対派は声を荒げています。

もっとも多い反対の声は、選挙には、5億円かかります。財政が悪化しているなか、様々な財源をカットしてきたのに、どうしたものかというもの。

これに対し、5億円で、大阪都を実現することで、二重行政を解消し、数十億円~数千億円の無駄遣いを是正できると橋下氏は主張します。

もう一つの反対理由は、当初、橋下氏は、市長に当選した直後は、任期全うするとコメントしていたので、おかしい、違和感を持つというものです。

しかし、当時のそれは、暫く、市長に専念し、中央進出(国会議員)をしないという話です。

今回の市長選は、市議会の抵抗勢力?が、牛歩で、都構想の計画書を出させてくれないからという大義名分で立候補するようです。

日本テレビでの会見の生中継を見て、橋下市長の選挙への理由など、説得力があると私は感じました。

メディアは、それをいつものすり替えであり、詭弁と言っています。

ここでは、(1)橋下氏の主張、(2)大阪都~双子の首都、(3)エア遷都によるリスク分散、(4)スピード経営、(5)国際都市外交、(6)東京オリンピック2020。に言及します。

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(1)橋下氏の主張

橋下氏の主張は、次の通りです。

①1月31日までに、大阪市における区割りの案を4つ提案していた。そろそろ、1つにしないと、結論を出せない。

②計画書を出して、住民投票して、大阪都構想を決めていきたい。

③もちろん、そのまま突っぱねて、進めることが出来るが、市議が反対したなら、有権者に信任を問いたい。

④都構想を実現し、府と市の二重行政を辞めたら、数十億~数千億円の無駄を省ける。

⑤すでに、一年半、多くの市役所スタッフを投入したのだから、報告書にまとめさせてほしい。

ちなみに、区割りは、4案ありますが、「大阪市を5区分にし、なおかつ、キタとミナミを分ける」という1つの案で進めたいとしています。区割りを7区分にするのは、シミュレーション結果、採算性が合わず、可能性が低いということです。

これの何がダメなのか、私には解りません。前に進ませてくれないとき、政治家は有権者の信任を得て、前に進むことしかできません。

それが出来ないとなると、今後は、市議になり、市議会まで含めて、制覇することが求められます。これにはどれだけの時間がかかるのでしょうか…。

(あるいは、国政へとポジション変えて、さらなる改革があるのかもしれません)

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(2)大阪都~双子の首都

大阪都になるということは、東京都と同じ行政組織にすることです。

東京と大阪という二つの選択肢が出来れば、政府も動く可能性が高くなります。

唯一の選択肢でなく、二つの組織が競争する。これが、日本的経営で、もっともうまくいく仕組みです。

全てを東京に集中するのではなく、また、より安い方へと、政府機能の一部を移転する可能性が出てきます。

あるいは、競争入札をさせたら良いのです。

上からあてがうのではなく、切磋琢磨して、より良い方が採る。それらが国民の利益にかなう。

大阪都になると、霞が関としては、東京都と大阪都の二つの選択肢が出来ることになります。

首都を二つと考えられるならば、首都直下地震の際に、もう一つの首都はしっかり動いていますと、世界に向けて、アピールできます。

いつ来るか解らない地震で、被害は決して小さくない。復興するにせよ、経済機能が動いている保障がないといけない。

株式市場も含め、経済の中枢が、首都に一極集中しているのは必ずしも健全ではない。

大阪都が出来ると、東京都とは、違うキャラが出来上がります。

関西は陽気というキャラを使ったらどうでしょう。

東京は、真面目に、きっちりしていること、今の価値観を普遍とし、何か肩っ苦しい、息苦しいと思うなら、大阪をラテン系として、育成することは可能でしょう。

陽気で楽しく、みんなでワイワイガヤガヤは、今の関西、大阪にある潜在力であることは、誰も否定しません。

そうすると、東京か、大阪かの選択肢が出来てきます。

政府(霞ヶ関)だけでなく、海外から来る皆さん(観光客もビジネス客)も、二つの選択が可能です。

日本に進出するとして、東京から入るか、大阪から入るかの選択肢が出来ます。

観光でも、その他ビジネスでも、選択肢の幅(期待リターンの増大)が出来ることを意味します。

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(3)エア遷都によるリスク分散

東京都と大阪都という「楕円(二つの中心点)」で、一番ありがたいのは、直下型地震、大規模災害でのリスク分散が出来ることです。

日本に第二の首都、双子都市ができることの宣言。

東京がダメでも、大阪があるという選択肢の幅の増加は、世界での日本の説得力を増すことになります。

90年代、東京の遷都は、膨大な予算がかかるので、非現実的で、効率悪いと、いったん潰れていますが、リアル遷都する必要はありません。

エア遷都を考えるべきです。いざというときに、東京の代替を大阪ができる体制を創る。

首都は東京のまま、バックアップは大阪がとるということにします。

ネットワーク時代に、バックアップが重要なことは自明でしょう。

試行期間として、まず、夏の期間の3か月だけ、大阪都が機能するようにします。その間の東京都は、長い=3ヶ月の夏休みに入り、働き過ぎを是正。

いざというときのシミュレーションを繰り返すことで、日本の安全安心への本気度を世界に示すことが出来ます。

ただし、災害に向けたエアー遷都、バックアップ体制だけでは、実際の被害への対処は、足りません。

都民は、災害が発生したら、暫く住めない。あるいは、復興の邪魔になりますので、北海道か、九州にしばらく移住することが現実的になります。

災害復興に、大量の被災民、特に高齢者や、乳児。幼児は邪魔です。あるいは、小中高の学童・学生らは、落ち着いて勉強する「場」、成長のための「場」が必要になってきます。

夏は涼しい北海道に、冬は、温かい九州に移住する。

普段から、交流を豊かにし、第二の故郷として、区単位での紐づけを行うことが出来ましょう。

それは、東京に限らず、大阪、あるいは名古屋も行うことが可能です。

東京が出来たら、大阪が、やがて、名古屋も、バックアップ体制に入るようにします。

10年かけて、災害に強い=災害からの復興が早い国際都市を3つ作ります。

こうすることで、首都直下地震だけではく、東海・南海・東南海などでも、東京以外の、名古屋や大阪などの主要都市が破壊され、被害を被ることのリスクを最小限に抑えることが可能です。

東京・名古屋・大阪という三つの都市が、北海道と九州と連携し、平時はそれら「道」「州」をサポートすることで、自然と「道州制」へと政治や経済、社会の仕組みをシフトすることが可能です。

平時に交流し、休みを利用しての人の移動が、新たなニーズを作り出し、人材不足を解消することも波及効果として出てくることでしょう。

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(4)スピード経営

大阪都構想は、その名称や形が大事なのではなく、その中での意思決定のスピード化が求められます。

二重行政で、話し合いを繰り返すのではなく、無駄を省く決断をすべきと考えます。

今のスタックしていることは、大阪だけで、個別にそのメリットを考えていることですが、上記「東京都とのダブル都市」「大規模災害でのバックアップ」などを考慮すれば、より、戦略的に政府も動くことが出来るのではないでしょうか。

そうした担保を超党派で、首都直下地震への影響も含め、再度検討することが望まれます。

大阪には、出来れば、東京を追い越してもらいたい。いつまでも、東京の後塵を拝することがないように。

それぞれが独自の発展を目指すように、切磋琢磨する。

大阪には、今の東京にはないスピードで。

大阪には、ラテン系の乗りで、走りながら、決めて行けばよいと考えます。

万全なものは、東京で、従来の古典的手法で、石橋を叩いて渡る。

逆に、チャンスと思えば、大阪で実験する。

ハイリスク・ハイリターンは、大阪に任せる。

これぞ、大阪魂ではないかと考えます。

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(5)国際都市外交

東京都、あるいは次に担うことになる新知事にも狙ってもらいたいのですが、国際都市外交を展開することです。

東京が、NYやロンドン、パリを対象にした国際都市外交を展開するならば、

大阪は、アジアに集中することができる。ソウルに上海にシンガポール、さらに、シドニーやメルボルン、サンフランシスコやシアトルとの連携が可能となります。

大阪都でも、フットワーク軽く、自らが交渉していくことが出来る。

そのためには、世界の華僑市場を狙うという戦略が可能です。

それぞれに、東京や大阪が両輪となり、首都圏と関西首都圏を巻き込んでの、国際都市貿易を盛んにさせ、中央(霞ヶ関)を飛び越えることで、さらなる規制緩和(小さな政府)が実現します。

自らが稼ぐ都市へと変貌する。

国際都市の中に、外国人の出島を創ることが「特区」となります。

海外の良いところをどんどん受け入れ、日本の夜明けを再度、2020年に向け、具現化し、発表するなどが可能です。

変貌を遂げた大阪都に、東京都が2020年のオリンピックの一部の代替をお願いすることも、さらなる発展のきっかけとなるでしょう。

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(6)東京オリンピック2020

東京オリンピック2020は、東京のためのものだけでなく、東京に来たお客様をどう日本の隅々に行き渡らせるかということに尽きます。

「お・も・て・な・し」という流行語を生みましたが、私の好きな日本語は、「お・す・そ・わ・け」です。

今持っているものの一部を、旅人や困っている人、隣人に、もたせる。

幸せのおすそわけです。

3週間というオリンピックの開催期間ではなく、そのイベントをきっかけに、2025年~2030年に向けた日本、東京、大阪を形作ることが望まれます。

そのためには、何が出来るか。

反対ばかりを考えずに、反対のさらなる反対を考えてみることは可能です。

反対=あれは出来ない、これはダメということを考えて、動いていない。動かない20年が過ぎました。

実は、反対の反対を考えることも大事です。

足踏みし、出来ないときに、本当は、何を失うのか。失っていたのか。

反対しているうちに、何が先送りされるのだろうか。

反対の反対は、すなわち、賛成なのです。

見えない未来、変わることへの不安ではなく、世界や市場が変化しているのならば、変化しないためにも、前に進むことが肝心となります。

(店主)


メディアの攻防(マーケティング目線)

201306182214日曜日の昼下がり。

見る番組(正確には、仕事しながら、横のテレビで流れているラジオのようなテレビ音声)は、決まっています。

 

最近の私の昼は、「うち来る」(フジテレビ)。

で、そのあと、再放送の「鑑定団」(テレビ東京)が13:00から。(正確には、12:54~14:00)

そのあと、また「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ)(14:00~14:55)に戻ります。

良く番組は、囲碁のようなスペース取りだと指摘していますが、

縦横みながら、何を持ってくるか、テレビ局の番組編成が、その局の命運を握ります。

縦は、局内の争い。横は、ライバル局との争い。

定番となる番組があるわけですから、それにチャレンジする。

視聴率と視聴者を見ながら、スポンサーは、どこの番組を買い取るかが決まります。

今日、おお、凄いなと思ったのは、フジテレビの「うち来る」の最後のお手紙読んだら、シームレスに、

すぐに、次の番組「日本語探Qバラエティー」(再放送)が始まったことです。

最初、番組宣伝かと間違えたくらい。

下手にCMを流して、チャンネルを変えられるなら、変えさせないためにどうするか。

冒頭に、面白いコメントを持ってきて、釘付けにする。

一度刷り込まれると、なかなか他の局には行きません。

これは、「ドミナント・デザイン」支配的設計と呼ばれる手法です。

使って便利なら使い続ける。カッコいいから使い続ける。

使い続けること、そのための提案がイノベーションなのです。

新しいことを提案することの行為自体ではなく、それが定着し、過去のものと置き換わる。

テレビの世界は、マーケティングの最前線。とっくの昔に、下請けや専門業者による分業、オープンイノベーションが定着しています。

さらなる、工夫は何か。

また、伝えます。

店主


都知事選と東京オリンピック2020年

201305221759

都知事選は、様々な争点があります。

ここでは、(1)パラダイムシフト、(2)脱原発、(3)首都直下地震として、取りまとめました。

それぞれが、個別各論ではなく、ぐるぐる回って、パラダイムシフトに戻ります。

大きなビジョンを描き、政策に落とし込む。何が問題か。まとめました。

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(1)パラダイムシフト。価値観を変える。

成熟していく東京&日本が、どう変貌するのか。

本来、1990年代に目指すべきでしたが、バブル崩壊以降の90年代での10年、さらに2000年代での10年。

失われた20年ですが、それほど東京は寂びれていません。ICTやカワイイ、クールなコンテンツを生み出す国際都市として、潜在力は蓄えられ、復活を待っています。

アラジンのランプをどう磨いていくか。磨き過ぎないのか。何を輝きと考えるか。

一時、小泉政権のときに、日本の経済は盛り返しましたが、2008年のリーマンショックと、2011年の東日本大震災で、さらなる足踏みを余儀なくされました。

2013年1月から、ようやく、復活中。経済が上向きの今、本来90年代にやってるべきことを、今、2014年という現在進行形に立ち、やっていなかったデメリットよりも、スルーしてきて見えたことを考えながら、先に進めることが大事となります。

ああだ、こうだという後ろ向きの議論ではなく、前向きに。

例えば、都心の駐車場所の問題、待機児童の問題、高齢者介護の問題。

働きづめの生活を変え、フラットな目線になると、少子化、子育てなどにも、違う見方が生じ、あらたな効果を与えます。

人口減時代に、公園や自転車道路をどうするか。それらが、オリンピックのときの、私たちの提案する新しいオリンピックであり、都市の発展になると、素晴らしいオリンピックになるのではと考えます。

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(2)脱原発、エネルギー政策

パラダイムシフトを興すには、経済の引き続く改革が求められます。

東京電力、あるいは福島第一を目にし、私たちは行き過ぎた経済行為、もう一度、同じようなことが発生したらどうするのか。

不安が過りました。

多くの方は、私を含め、あの緊急地震速報がトラウマになっているのではないでしょうか。

クリーンでローコストだと考えていた原発ですが、いったん不具合が発生し、暴走すると、現状に戻す、再稼働するためのコストが莫大なものとなります。

それらは、停電や津波、地震によるパイプ類などの破壊により、一気に暴走します。

そうですが、一方で、原発に代わるエネルギーを見出すことが難しくなります。そして、原発周辺で働く皆さんや、誘致した自治体をどうするか。

巨大産業、複合産業の解体と再生。

一つ、考えるべきは、廃炉。

同じような原発、古くなったものを順次廃炉にし、先送りしない。

新しい原発への発想。

ガス冷却高速炉、超高温ガス炉、超臨界圧水冷却炉、ナトリウム冷却高速炉、鉛冷却高速炉、熔融塩炉。これらは、2030年ごろに登場するようです。

➡ 2030年、4Gの時代 – 次世代原発、6つの可能性 from 『WIRED』VOL. 3

初期に作られたものは、廃炉にする。廃炉にしたのち、再度新しいものを導入できるようにするか。あれは危険だからと、反対ばかりしていたので、一度作ったら、ずっと稼働していました。それらがリスクをさらに増大させるのでは、良くありません。

もうひとつは、脱原発するとして、今の経済を停滞させないためには、どうするのかという発想です。

東京だけで解決できるのか。近隣都道府県と連動し、大首都圏へ変遷するのか。そのときのエネルギーは、大首都圏で分散するのか。遠くから、運んでくるのか。

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(3)首都直下地震

避けて通れない問題です。

首都直下地震では、地震発生後に、いかに被害を最小限にするか。過去のケースを調べ上げ、法律を整備するとともに、経済的インパクトを最小限にする。また、地震発生後に、3日間、会社に待機する(帰宅困難者問題)などの対応が肝要となります。

3日間、会社やたまたま訪れた繁華街(百貨店)や駅に待機する。その間、介護や育児や子育てなどは誰に託せばよいでしょうか。

これらは、(1)のパラダイムシフトの問題となります。

また、災害発生以前の状況に素早く戻るためには、(2)脱原発、エネルギー政策で求められる新しい産業や市場の在り方とも関係してきます。分散型経営。企業で働く皆さんを、過度に東京(特に、大手町丸の内、新宿副都心など)に集中させないなどの施策が肝要です。

被害想定は、冬と夏。夕方か早朝、昼間で、混乱状況が異なります。どこで発生するかにもよります。

予防的に、耐震設計や耐火などをどうするか。消防車が入れる路地などの整備。密集木造地域の移転など。

無理にやると、反対派の声は高くなります。

そうして予防しても、実際に大地震が来たときには、一時移住などが必要かもしれません。

そのための提案としては、北海道にミニ東京を創り、市区町村ごとに、移転先をあらかじめ予定し、第二の故郷として、紐づけしておくことです。

具体的には、夏や冬に、学校の行事で交流するなどし、それぞれが子育てや引退後に暮らせるような親しみを持つことです。

もちろん、北海道の冬は厳しいので、九州とも、提携したら良いと考えます。

健康福祉の観点からも、歩けるうちは、冬は暖かい九州へ、夏は涼しい北海道に拠点があることは、とても良いことです。

人が交流し、点と点が繋がることは、疑似的に人口が増えることになります。

少し長くなりましたが、誰が知事になっても、こうした点は避けられず、引き続き情報発信を続けたいと考えています。

店主。


本業のシンクタンクISDRウェブサイトのデザイン更新

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2014年1月8日に、サイトデザインを更新しました。

シンクタンクは、2003年に立ち上げたので、11年が経過しました。

 

国際戦略デザイン研究所のサイト ➡ http://www.isd-r.com/index.html

たくさんの冒険をしましたが、オリジナルメンバーが残っています。

2001年に、長くNYに滞在。一時帰国直後に、9-11に遭遇し、僕らは、なぜに仕事をするのか。何が本来すべきことか。

クラスター長していた僕は、主要チームメンバーとともに、アフリカ・ケニアに。

大自然の中で考え、結論に至ったのは、ノルマや予算に追われないブティック型のシンクタンク。

これまでの経験をもとに、リスクとアジアとインターネット(のちに、イノベーションへと定義を拡大)に特化し、

活動を開始しました。

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・国際戦略デザイン研究所という名前

当時、デザインという言葉を会社名の一部にして、経営戦略に特化したコンサルティング会社は珍しく。

そもそも、大手シンクタンク飛び出し、同じシンクタンクで活動するのは、無謀であるというコメント。

国際戦略というネーミングに、随分大きなものを付けたなぁーという批評。

デザインって、いったい何をやるの?っていう話まで。

僕は、悔しく、そのうち時代が追いつくと応えました。

すこしずつ、設計や美術でない「デザイン」という言葉が浸透し、今では、ふーんというところまで来ました。

まだまだです。ただし、これからも平常心、マイペースで。

大きくするつもりはなく、主要メンバーと、出来る範囲で、仕事を選びながら。

政府や自治体への提言。企業の研究開発や企画へのアドバイスなどを行います。

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・主なコンサルティング実績 ➡ http://www.isd-r.com/consulting2.html

一昨年は、情報家電などのデザイン。新しいスマホの在り方などを具体的に設計したりしています。

デザインに関わり始め、ネーミングは大事だなぁーーと。

これからも、よろしくです。

2014年2月2日

店主


ブログ再開~2014年2月2日

201306110525

暫く停滞したブログですが、そろそろ再開します。

日々のツイッターでの息遣いとは別に。

まとまった考えをここに記していきます。

 

今の関心事。

(1)アジア

日中韓、ASEAN統合、沖縄基地問題。

(2)リスク

首都直下地震、脱原発

(3)イノベーション

ウェアラブル、新幹線、原発廃炉、宇宙政策。

について、書いていきたいと思います。

あと、

ホットイシューとして。

(4)都知事選

新しい知事と都政。成熟した首都としての在り方など。

(5)ソチオリンピック

東京2020をめざし、夏季、冬季オリンピックをトレース

(6)グローバル人材

オフタイムで訪れた海外。

など。

カテゴリーは、しばらく、現状維持で。

店主